2009年2月15日日曜日

フェイクシティ ある男のルール



舞台はロサンゼルス。
キアヌ・リーブスが主演ですが。
ボクはフォレスト・ウィッテカーのほうが観たかった。
良い役者だと思うんだよね、愛嬌たっぷりだし、演技も渋い。
フォーン・ブース」でも刑事役で出てたねっ!(^。^)


この作品ではキアヌの上司の役で「ジャック・ワンダー」ですよ。



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キアヌは「トム・ラドロー」という「凄腕の刑事」の役。
どちらかと言えば、日本で言う「あぶない刑事」ってやつだ。

法律では裁けない凶悪犯を、法律スレスレ?ときには法律を犯してまでも殺しちゃう刑事!
逮捕しないってのがすごい。(笑)
最初から殺すつもり、っていうスタンスの刑事だ。

激しい銃撃戦シーンが多くあるわけでもなく、カーチェイスも目立ってあるわけでもない。
地味?な感じの「刑事物」作品です。

ものすごい「ミステリー」があるわけでもないし。(笑)
「解けない謎」を解く?っていうような推理も出てこない。(T_T)

原題が「STREET KINGS」なんですよね。
原題より邦題のほうが中身をよく表現してるかもしれないなぁ。

現在、上映中なので詳細は書きませんが。

いくつかの「小さめ」などんでん返しがあります。
そのどんでん返しストーリーを楽しむより。
ここは心理面での演技やストーリーを楽しむべきでしょう。
あ、余談ですが左利きだったんですね、キアヌ。
邦題の「ルール」とは「何が正義で何が悪なのか」という「そんなん誰が観ても簡単やんか」という「線引きのルール」のことだと解釈しました。
つまり「一般人」なら簡単な線引きが、刑事という特殊な職業、しかもトム・ラドローのような「あぶない刑事」はこの線引きが「すごく曖昧」なのである。
どこからどこまでが善人で悪人なのか?
観ていても「?」って思っちゃう場面がいくつもあり、そのへんは楽しめます。
結局、「何が善で何が悪か」を決めるのは主人公のトムですが。
決めたんだけど、ちょっと後悔?悩み?憂鬱も残っちゃったよ、ちくしょうめ、、、っていうエンディングかな。
こんな感じっす。
「フェイクシティ」はそのまま受け取って「誰も信じられない」です。
裏切られ、傷ついて、戦う、、、ていう姿が痛々しいですね。

もうちょい、現代風に「派手な銃撃戦」「派手なカーチェイス」そして「美人のセクシーシーン」を盛り込めば...良い作品になったと...思いますが、どうでしょう?

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