SUPER BLOG.JP 日常編: 大失態だった橿原サイクリング

昨日の天気予報では西風６ｍという予報だったのでかなり覚悟して出発したのですが。
予報はハズレたようで風はそれほどでもなく気持ちのいいサイクリングができそう。
（でも出発時はものすごい靄が発生してましたけどね。）

ここんとこサイクリングはサボり気味だったので今日は最低でも100km以上は走るつもりで張り切ってスタート

目指すはMOVIX橿原。
いつものようにサイクリング＆映画鑑賞という、ここんとこボクの「もっとも楽しい趣味の時間」であーる！

ボクの前を走るライダー。

今日は多くのライダーと出会いました。
天気が良かったせいか大勢走ってましたね！

針までは何度も走ってるので特に何とも思わなかったのですが。
今回、針から３６９号線で南下するルートを初めて走ってみました。
んで１６５号線と交わったところで西へ。
この辺もなかなかの勾配ですね、標識に「１０％」とか「８％」とか頻繁に見かけました。
今度、またじっくりと走ってみたい、と思いましたが、帰路は天理ダムのほうから帰るつもりでしたので。
映画は１０時５０分からでした。
なんか途中のコンビニでダラダラしてしまい...（恥）

004 by you.

食べ過ぎや！って...

Edge705を見たら「到着予想時刻１０時５０分」になってました！

あ、あかんやん！間に合わなくなるやん！
ってことで必死に飛ばしました。
このサイクリング＆映画鑑賞の良いところは「目的地に時間制限」がある、てことで。
ダラダラしてたら大変なのです。（笑）

そして、この「飛ばしました」がのちのちの大失敗に続くのです。

映画館に到着したらちょうど１０時５０分ぐらい。（笑）
慌ててコカコーラを購入して映画のチケットを買って劇場の中へ突入！
ドラゴンボールの予告編なんかやってた。
（おお、ちょうど良い感じ！間にあった！）
ほどなく映画が始まりました。

ボクが観た映画はキアヌリーブスの「フェイクシティ　ある男のルール」という作品。
まあ、マイナーな部類に入る作品ですけどね。

映画そのものは可もなく不可もなく感想は他で書きますけど。
ここからが大変！！

まず、映画が終わりエンドロールが流れ出しました。
ボクは（ああ、映画終わったなぁ...）と安堵のため息...
そして不覚にも「うたた寝」してしまったのです。（恥）
瞬間的に眠ってしまいました。
これも橿原に来るために６時に起きて飛ばしてきた結果、疲れてしまっていたのでした。
でも「寝た」といっても１０分ぐらい？そんなもんです。
気がついたら劇場の中は明るくなっていて誰もいません。
清掃係の人がごそごそやってました。
ボクは（いけね！早く出なくちゃ）とばかりに隣の席に置いてあったリュックを担ぎました。
そのときに「ばさっばさっ」と何かが落ちた音。
劇場に入る前にもらったパンフレットとか小冊子だ、とボクは不必要なものだったので目もくれず、劇場の外へ。
外に出ると、モニタで近日公開の映画の予告編が流れていたのでしばらく観てました。
んで、その後、駐輪場へ。
自転車のワイヤキーを外し、身支度を調えて出発、帰路へ。
しかしちょうどお昼頃だったのでコンビニにはいり、パンと缶コーヒーを買おうと思いました...
が...
んがっ！！？？？
リュックの中にあるはずの「財布」がないっ！

顔から血の気が引いていきました。
（どこで落とした？）
少し考えてすぐわかりました、そうっ！劇場から出るときにパンフレットなどと一緒にリュックから落ちたのです。（汗）
慌てて劇場へ戻りましたっ！
うぉーー！
劇場のチケット売り場の女性（おそらく高校生ぐらいのアルバイト）に「すみません、９番の劇場内で財布を落としてしました。」と告げました。
バイトの女の娘はマニュアル通りの対応をしてくれました。（笑）
「しばらくお待ちください、スタッフに訊いて参ります。」
しばし待っていると。
戻ってきて
「清掃係の者に問い合わせましたが落とし物はなかったそうです。」
だとっ！
おいおい、それはないぞ。
映画のチケットを買ったのが財布を使った最後の場面だ。
なので映画館でしか落とすはずがない。
しかも劇場内の客はがらがらで数人しかいなかったし、劇場から出たのはボクが最後だ。
無いはずがない。
「いや、それはおかしいです。ボクはE５に座っていましたので、E６の座席の下を調べてもらえませんか？」と告げると。
マニュアル通り「無いのでどうしようもない、警察に届けてください」と相手にしてくれない。

考えた結果、「劇場内に自分で探しに行きたい。」と言うと。
困った顔で「既に映画作品の上映が始まっていますのでお断りします。」と言われてしまう。
女の娘は「見つかりましたらお電話いたしますので連絡先を教えていただけますか」とこれまたマニュアル通り。
こいつらバイトだから探す気がないし。
見つかって電話されてもまた自転車で橿原まで取りに戻れ、ということか？
ボクが６０ｋｍも自転車で来たことを説明する気にもならないし。

ボクは食い下がりました。
たしか「フェイクシティ　ある男のルール」は長い映画ではなかったので（１０９分）ごちゃごちゃで時間が経過してたからあと１時間待てば終わるから...
「すみません、次のお客さんの入れ替え時間のときに少しで良いから探させてください」
とお願いすると「はい、それならいいんですけど...」
「ありがとうございます。あとどれぐらいで入れ替えですか？」と尋ねると。
「次の入れ替えは午後３時４０分です。」

なんやとーっ！

そ、そんな長い作品とちゃうやんけ？まだ１時間以上あるやんけ！おかしいやん！
と訊くと。
「すみません、９番劇場は午後から「おくりびと」（１３０分以上）になっております。」

ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ
ｱｱ､ﾅﾝﾃﾂｲﾃﾅｲﾝﾀﾞ

まだ１時間半もあるので、仕方なく映画館から出て、天理市内を狂ったようにアテもなく自転車に乗り回ってみました。（笑）
じっとしてたら寒いし。
お金が１円もないので何もできないし。
このまま財布が見つからなかったらどうしよう？
考えてみると。
３時４０分過ぎて「無一文」が確定したら。
自転車で走って帰ったら確実に途中で日が暮れて夜間サイクリングを強いられる。
しかも途中の道は天理ダムというほとんど人も車もない道路、おまけに街灯すらない。
（こりゃ、まずいな。）
かなり不安になりました。
おふくろに電話しましたが、おふくろの運転でこんなとこまできてくれ、といっても無理だしな。
山岳を避けて平坦ルートで夜道を帰るしかないか...R163か...トラックだらけだな...
いろいろ考えていると３時４０分に...
９番の劇場の前で待っていると、掃除係のお兄ちゃんがきてくれました。
「こちらへどうぞ」
と案内され、劇場内へ。
自分が座っていたE5の座席までいき、隣のE6の座席の下を覗き込むと...
「ほら、あった！」と大声で言ってしまいました。（笑）
ボクの財布が落ちてました。
掃除係の男の子は大きな声で「すみませんでしたっ」と謝ってくれました。
「いえいえ、いいんですよ、そもそもボクが落としたのが悪いんですから。」と答えました。（笑）
財布が見つかったらいきなり上機嫌ですものっ！

これで輪行で帰れる！うれしっ！よかった！

奈良サイクリング at EveryTrail

Map created by EveryTrail:GPS Geotagging

帰路は天理ダムには行けずに、R24を平均速度３０ｋｍでぶっ飛ばし加茂駅まで走り続け、そこから輪行しました。
あっという間に真っ暗になっちゃいました。
５時過ぎると危険ゾーン。
５時半回るともうだめだね、危ないわ。
いちおう、財布が見つかるまで２０ｋｍぐらい走ってたので。（笑）
全体での走行距離は１２０ｋｍ弱ほど乗りました。