2009年3月1日日曜日

オーストラリア

オーストラリア今日は「映画の日」ということで「1000円」で観れちゃうわけ。
で、とくに何を観たいと決めていたわけでもなく。
何となく「ふーん、オーストラリアかあ、まだ行ったことないなぁ」という自分の未体験ゾーンというだけで選んで観てきました。(^。^)

映画の内容は、他の映画を観に行ったときに「予告編」を観た程度。(汗)
主役(ヒーロー)がX-MENのウルヴァリンやんか!ってぐらいしか知らない。(恥)
ヒロインはニコールキッドマン。
よくよく調べると二人とも「オーストラリア出身」なんだよね。

で、映画の方だけど、上映中の映画なので詳細は書けませんが。
まず、作品自体が長いっす。
165分もありんす。
途中でトイレに行かずにすむよう上映が始まる前にぜんぶ済ませておきましょう。

んでヒュー・ジャックマン(牛追さん)は「お?太ったね?」と思ったんですが。
太ったんじゃなく、役作りなんでしょうか?ムキムキ男になってましたね。
大したもんです。

2009y03m01d_221130111.jpgストーリーは大まかに言うと、「2部構成」って感じですね。
「牛を連れてダーウインまで」と「世界大戦が始まった」という2部。
観てて思ったけど、普通なら最初の「牛を連れてダーウインまで」で終わり、って感じの映画だったかなぁ。
後半戦はニコールよりヒューより子役「ナラ」のブランドン・ウォルターズが光り輝く演技を魅せますな。
まぁ、すごい。
こんな子役っているんですね、天才ですか。

ヒューとニコールの恋愛物語は「わりと陳腐なラブストーリー」です、残念ながら。
大金持ちの未亡人ニコールと貧乏だけど野性味溢れる頼れるオヤジのヒュー。
二人は予想通り恋に落ちますが。
そこにアボリジニと白人のハーフ「ナラ」が絡んできます。(といっても良い意味で、ですけどね。)
オーストラリアが抱える負の遺産「先住民族差別の歴史」が色濃く、随所に散りばめられています。
オープニングからアボリジニとのことがテロップで表示されるぐらいでした。

広大な大地とでっかい大自然。
そこに入り込んだ人間たちの肌の色の違いだけで差別する「むっちゃ小さく愚かな思想」。
この対比が悲しく空しく映りましたな、その自然が大きいが故に。
そして、人類のもっとも愚かで恥ずべき行為「戦争」が始まり、その「でっかい自然」ですら破壊してしまうバカな人間ども...
ああ、この地球に人間って居なくなったほうがいいんですか?ってなっちゃうよね。

そしてキング・ジョージがいちばん強かったよねっ!

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