2009年4月14日火曜日

レッドクリフ

ええと。
恥ずかしながら順序を逆に観てしまいまして。(-.-)
先週の土曜日にみえねえさんと「2」を観に行きまして。
その後、テレビで放送があったそうですが、パリ~ルーベを観てましたので。
本日、こないだ購入して放置してあったBlu-rayで「1」も観ました。
これで逆ですが完全鑑賞。☆
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まず、最初に感じたのが「これは洋画ではない」ってこと。
どちらかと言えば邦画の匂いがぷんぷんしますね。
提供がエイベックス、テレビ朝日、東宝東和、Yahoo!ジャパンなどなど。
お金はガンガン日本の企業が出してます。(笑)

なので映像は素晴らしい出来映えです。
壮大で華麗で嘆美溢れる映像美ですね。
ジャパンマネーがふんだんに注がれているのがよくわかります。(笑)

なのでこの映画を酷評している人たちはたぶん「洋画」だと思って観たんでしょうね。
1と2を観た結果、こりゃ邦画ですな、と理解しました。
邦画らしい脚本がいっぱいです。
予想通りのストーリー展開、これ脚本、単純だよね、って感じ。
まず「1」は陸上での戦いが展開されるんですが。
解りやすく、主要な登場人物が代わる代わる登場してきて、まるで「登場人物紹介の巻」のような脚本になってます。☆
んで、本編とも言えるのが「2」ですが。
これも「デブ助」のスパイが登場した瞬間から「オチ」まで単純に想像でき、かつその想像通りに進展しちゃう悲しさ。
この脚本の弱さが「邦画っぽいね」って感じさせてくれます。
ああいう安っぽい「御涙頂戴」は鼻についちゃいますよね、残念。

ただ、そもそも三国志の長大な歴史の中で最大の盛り上がりを見せる「赤壁の戦い」の映画化なわけですから。
その史実、物語の実写化は歴史好きには「たまらんわ」だと思います。
最近、コンビニで漫画を見かけたのでね。ふふふ。
赤壁 PART1 (1) (希望コミックス カジュアルワイド)
赤壁 PART2 (2) (希望コミックス カジュアルワイド)
この2冊を読めば完璧だ。(笑)
横山先生の解りやすい漫画で、これであなたも立派な赤壁マニア。(汗)

a42bbef66badca027dbb7191b20ebce7.jpgいろんなシーンで「軍師」の諸葛孔明(金城武)が「なんじゃい?そりゃ?」みたいな兵法やらトンチ?みたいなので曹操の軍隊をやっつけちゃうんだよね。
この色んなトンチ?みたいなのは全体のなかで「ショートストーリー的に織り込まれていて面白い。

ただ、この映画では曹操は完全な悪役として描かれてますが。
本当に悪人だったわけではないようですな。
最近では再評価されて、実はけっこう頭の良い、良いやつだったようです。
「2」は上映時間が長いよ。
まあ、最初、1本の作品だったらしい。
でも出来上がってみると上映時間が5時間という長編に。(笑)
そのため急遽、パート1、パート2の2部構成になったらしい。(汗)
5時間も、さすがに集中力が続かんな、自信ないっすね。

100億円以上、費やした割には、中身自体は「こぢんまり」としちゃったかなって感が否めない。
戦争シーン以外の「ラブストーリー」や「お色気シーン」とか「小ネタ(ギャグ)関連」のサイドストーリーも、ぜんぶ「もう少し」なんだよね。
歴史マニアは想像していた場面が実写で観れて満足。
金城武マニアは頭の良いハンサム軍師を観れて満足。
邦画マニアならまあ満足できるレベルでしょう。
ただ、映画好きにはちょっと物足りないかなぁ。
そんな感じ。



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