2009年4月20日月曜日

ツールド八ヶ岳

考えてみればボクが関東地区の大会に参加することは滅多にないので。
ちょっと緊張気味になったのも無理はない、周囲はほとんどが共通語(東京語)やもん。
あんまり関西弁なんか話す人がおらへんねん...

そんな完全アウエイな中でのヒルクライムレース。
負けへんで。
(と勝手にアウエイにした。)
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スタート地点の様子。

あの伊吹山での死闘よりはるかに長いコースの25kmのヒルクライム。
まあボクの貧脚だと「足を着かずに昇れただけでも大したもんやね。」と言われるぐらい普通に「きつい」コースです。
ボクが普段練習しているコースなんてせいぜい4~5kmしか距離がないもん!(汗)
021
レース直前にtwitterでwigglingさんから「前半は飛ばさず」というアドバイスを受けました。
「ええ、そのつもりです。」と心に刻み込みました。

と、ところがっ!

スタートした途端、周囲を走るライダーの背中を見ることになるんですが。
もう、関西では見かけない有名なチームのジャージがいっぱいなんですよね。
(お!あれは有名なショップチームのジャージやっ!)とか(あ!あれ自転車名人のチームのジャージやっ!)とか。
すっかりミーハー気分でその有名ジャージを着てる人を追いかけてしまうボク。
「おさえろ」というアドバイスがすっかり消えてました。(汗)

7~8kmを過ぎたぐらいで、もう「ひーひー死ぬー死ぬー」と喘ぎながら登ってました。
そうこうしてると「ハーフコースのゴール」ってのが見えてきました。
12kmぐらい?のところにあるんですが「ああーもうここでええか?」って思えるぐらい。
っていうか「えーここでまだ半分ですか?」って感じちゃうよね。
まったくお恥ずかしいかぎりの展開に。
この辺から、当初の「抑えていけ、最後がキツイぞ」と自分に言い聞かせ。
じっくりじっくりな走りに変更。(時既に遅しの感もあり。)
とにかく抜かれても抜かれても(あとで抜き返す!)と言い聞かせながら追撃せずにじっくりじっくり...
落ち着いて見ると、もうこの辺では周囲を走るライダーは同じ人ばっかりなんだよね。
ゼッケン番号見てると、同じ人に抜かれたり抜いたりを繰り返してるだけ。
(なーんだ、みんなもペース配分を考えてるんだねー)と納得してました。
ツールド八ヶ岳 at EveryTrail

Map created by EveryTrail:GPS Geotagging

そりゃそうやわなー。
配分考えずに最初から最後まで全開バリバリで走れる人なんて、そう多くない。
全部「登り」やでーそんなんできるわけないやんかー
と思ってたら後ろから50歳代クラスの人達にごぼう抜きされました。(笑)
(なんだとーっ!
ペース配分って無いのか?あの人達には。(汗)

ボクは間違いなく15km過ぎた辺りで脚力は終わってたくさいので、同じぐらいの脚力の人を見つけて、ずっと後ろに貼り付いて、その前を走るライダーのペースを自分のペースにしてペース配分を保つことに。(最初からこうすれば良かった。)

んで、おきまりの「ラスト猛ダッシュ」をやりました。
申し訳ないがペース配分にさせていただいたライダーは直前で抜き去り。
ゴール手前の下り坂で猛烈に飛ばして数人を抜いて。
また登りになるところでも頑張ってスプリント!
後ろから一人に抜かれそうになるも、200m手前でまた抜き去りましたっ!

(へー、けっこう脚力残ってたねー)と思いつつ。

ゴールしてしばらくは止まれずにそのまま直進。(笑)
きっちり使い切ってました。


まだ積雪が残るゴール周辺の様子。

ケイデンスセンサーが反応してなかったので全記録は録れてませんが。
ここで再現データが観れます。
ゴール手前でもうちょっと踏み込めたかなぁ?と反省しとります、今はね。
ちょっと遠いけど面白かったので来年も出場したいなー。
(そもそもヒルクライムは苦手で好きじゃなかったけど、最近、妙にハマってきたなぁー)

Created with Admarket's flickrSLiDR.

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