沈黙の報復

スティーブン・セガール主演の「沈黙」シリーズです。
原題は「RENEGADE JUSTICE/URBAN JUSTICE」なので全く「沈黙」ではないのですが。
邦題は常に「沈黙」になるわけです、意図的にね。
従って他の「沈黙」とはストーリー的に何の関係もなく別物なのは言うまでもありませぬ、師匠。
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セガール、、だいぶ太ったよな？だいたいセガールは「傭兵」か「刑事」か「FBI」であることが多いんですが。
今回は「オヤジ」が役所だ。（笑）
一人息子、といっても、潜入捜査官をやってて、もう一端のオトナな息子が殺されてしまう。
その復讐に立ち上がるサイモン（スティーヴン・セガール）。
もう完膚無きまでに強いです。
ギャング団に素手で立ち向かい、拳銃を突きつけられても平気の平座。

圧巻なのが「警察がグルになっていた」という事実を知ったサイモン。
でも「あ、そんなの興味ないです。息子を殺したヤツを殺すだけですから。」っていうノリ。（笑）
おいおい？！それでええんかい？普通なら腐敗した警察に対して怒りを爆発させたりするんとちゃうんかい？と思いますが。
セガールはそんなことしません。
だいたい９０分以内で終わらなくちゃいけない沈黙シリーズ、そんな難しいストーリー展開してたら制限時間をオーバーしちゃう。
なので、巨悪にはいっさい無関心で、「息子を殺したヤツを殺す」だけで突き進んでいきます。
安宿のフロント係のオネーチャンが色っぽいけど、まったく無視。
片っ端から殴る蹴る撃つ、、そして殺す、、の悪行三昧だ。（笑）
終盤にはギャング団がかわいそうに思えるぐらいセガールに殺されていきます。

セガールのがんばりで９２分で終わります。（笑）
単純明快な映画なので観てて退屈しないです、犯人捜しとかそういうのもナイデスし、どんでん返しもナイデス。
登場人物も覚える必要なしです、セガールだけ観てればイイデスから。
そう言う意味では「楽な映画」ですよね、沈黙シリーズって。