2009年11月10日火曜日

1408号室

最近、お気に入りの「スティーヴン・キング」の小説を映画化した作品。
ミスト」「痩せゆく男」などなど、独特な感覚の「ホラー」を魅せてくれる、大好きです。
1408号室 [DVD]
B001O2XT5Q


主演はジョン・キューザック
まもなく公開の「2012」にも出てるらしい。

作家で超常現象を小説にして暮らしているマイク(ジョン・キューザック)。
読者からの手紙で「あそこの場所では幽霊が出る」なんていう投書をもらうと、そこまで出かけていって、実際に一晩調べたりする?そんな感じのことをやってる。

そんなマイクにある日「ドルフィンホテルの1408号室に入るな。」という投書がくる。
興味を覚えたマイクはさっそくドルフィンホテルへ。
「1408号室に泊めてくれ」とマイクがフロントで告げると、いきなりホテルの支配人オリン(サミュエル・L・ジャクソン)が現れて、「1408号室にはお泊めできません。」と断られてしまう。
マイクは「なんでやねん!訴えるぞ!」とオリンに食って掛かる。
それでもオリンは「ダメなのです。私はもう死体を見るのはイヤなのです。」と意味深なことを言う。
マイクは「ははーーん?そうやって脅すつもりか?悪いがボクはまったく悪霊や妖怪の類は信じないんでね。」とぶちまける。
オリンは最後の手段としてこれまで1408号室に泊まって死んだ者達の写真をマイクに見せる。
マイクはそれでも「1408号室に泊まらせろ!でないと訴えてやる」と言い放つ。

オリンは「1時間以上、もたないですよ。」と言い残し、1408号室のカギをマイクに渡す...

オモローです。
スリルたっぷりです。



原作は短編小説だったそうです。
部屋の中で次々発生する怪奇現象。
現実なのか?妄想?錯乱なのか?
そして時間軸も行ったり来たり。
キング作品らしく「謎解き大どんでん返し」なんてのは「アリマセン」。
最後には「背筋がぞっとする」ワンシーン。
これはミストのエンディングにあるような「絶望的な怖さ」です。
あーこわーー。(-.-)

予算が少なかったのか?
そもそものストーリーがそうだったからなのか。
主人公マイク、、独り芝居、、の雰囲気がぷんぷんしちゃうのが残念なところかなー。
感じ的には「フォーン・ブース」なノリに仕上がっちゃってる気がする。
もっとミストっぽく、鬼気迫る感じが欲しかったかな。
でもキング作品にハズレなし!ですよ!おすすめー

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