2009年12月20日日曜日

パブリック・エネミーズ

ジョニーデップ主演のギャング映画。


これまでにもギャング役のジョニデは観たけど。
今作のが一番「かっちょいい!」ギャング役。
実在した人物らしいが、あんなにかっこいいわけがないので脚色されまくりーなんでしょうね。


パブリック・エネミーズ (ジョニー・デップ 主演) [DVD]
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時代背景は「世界大恐慌」のころのシカゴ。
男はみんな黒づくめの服装で、帽子姿。
みんながみんなそうだから、映画を観てても、よーーーく観ないと誰が誰だかわからない。


おまけに乗ってるクルマまでもが、みんな同じようなクルマなので、カーチェイスとか、どっちがどっちだかわからない。


わかりやすかったのが。
主人公の「ジョン・デリンジャー」は作品中では「ジョニー」と呼ばれていたので。
(同じ名前やん!わかりやすっ!)と思って観てました。(たぶんボクだけ。)


公開中の映画なのでストーリーの詳細については書きませんが。
法をなんとも思わない野郎「ジョン・デリンジャー」の破天荒な一生、って感じの映画。
「公的なお金」を狙う、のを心情としているため銀行強盗が主な生業。
銀行強盗しても金庫のお金を狙うのであって、一般人のお金は盗らない。
このため一般人ウケしてたわけです。(日本で言う「ねずみ小僧」みたいなもん?)


この時代、テレビはまだなくて。
指名手配されているジョニーは、見ただけで「付け髭」とわかる程度の変装で、どうどうと街を歩いてる。
お金もあるので、警察官やさまざまな人物を買収していて、捕まってもすぐ脱獄しちゃうのだ。
そんな「悪の権化」みたいなジョニーを追いかける特別捜査官が「クリスチャン・ベイル」。


クリスチャン・ベイルの活躍シーンはジョニーに比べると少ないので「クリスチャン・ベイル」ファンはこの作品はちょっとガッカリかもね。


141分という中ぐらい?の長さの作品ですが。
前半は「ジョニーの悪党っぷり」を観るだけ。
中盤から「ジョニーの色男っぷり」を魅せつけられ。
いつものとおり「なんで、こんなにモテるねん、こいつ」と思い知らされます。
んで、後半は「ジョニーの没落」を観るわけですが。
これがまた悔しいぐらい「かっこよく没落していく」わけですわ。
内心(こんなんフィクションちゃうやろ?)と突っ込みたくなりましたが。
そこはそれ、ジョニデ・パワーにやられちゃいます。
んで、ラストシーン...


かっこええなぁ...


「バイバイ・ブラックバード」だと...


あんなかっこいいセリフ、脳天、撃たれた後に出てくるもんかいな?
ボクがあの状況なら


「い、、痛いやん、、、」


ぐらいしか呟けないね、まったくもうっ!ぷんぷん!


デップに痺れたいなら後半戦に集中せよ!!
暗闇で誰が誰だかわからなくなりそうだが、我慢して集中力で乗り越えろっ!

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