それを一番よく知る人物が主人公の映画。

そう「ジョン・レノンを殺した男」マーク・デイヴィッド・チャップマンを題材とした映画です。

実は凄いイケメンで格好いい俳優なんだけど、この映画のために「30kg」も激太りしてマーク・デイヴィッド・チャップマンに成りきって演じているのである、すごい役者バカ。

左が30kg太ったジャレッド・レトー、、右が可愛い可愛いリンジー・ローハン。




まーすごい変わりよう。
撮影が終わってから戻すのが大変だっただろうなー、すごいなー。
リンジー・ローハンも出てますけど、ちょっとだけ、、って感じ。
映画は良くも悪くもマークを演じるジャレッドの独り芝居の様相。
ハワイからニューヨークに出てきた田舎者マークが、淡々と「ジョン・レノンを殺そう」とする様を描いています。

特にビートルズ、ジョン・レノンの熱狂的ファンだったわけでもなく。
「まあ、知ってますよ。」程度なマークなのに。
「ジョン・レノンを殺すことで自分の存在を知らしめる」??みたいな「ちょっとイカれた精神構造」の持ち主だったんだろう。(そうとしか解釈できない。)
映画は映画として。
このマーク・デイヴィッド・チャップマンは実在する殺人犯だし。
死刑になってるわけではなく、今も刑務所にいる。(懲役20年だったかな。)
たしか記憶では「出所したら今度は他のビートルズのメンバーを殺す」とか言ってたとか聞いた覚えがある。
んで、オノ・ヨーコが嘆願書を出して出所が遅れているんだよね。
たしか来年2010年の8月に出所するはずだっ!

出てきたら55歳ぐらいか。
精神病であることは間違いないようなので、再度収監されて閉じ込めておけーと思うね。
さて、映画の方ですが。
残念ながら映画でもレノンは殺されちゃいます。(あたりまえ)
ただ、この作品はマークがNYにやってきてレノンを殺すまで、を「淡々と」再現しているだけ?に過ぎないんだよね。
その複雑な心理描写とか「よくわからない」んだよな。
同じレノン・ファンの女の娘をリンジー・ローハンが演じてるんだけど。
その娘と「打ち解けあったり」するマークがいたり。
いやー噛み合ってないなーやっぱり、みたいなマークがいたり。
どこかやっぱり変だよな?こいつ?っていう空気を漂わせ、、それがMAXに達したときには既に遅く。
ジョン・レノンにサインをもらった、その日の夜に凶行に及ぶわけだ。
映画はここで終わり。
ちょっと期待はずれかなー。
もうちょい心理分析とか「なぜ?」の謎解きにも迫ってみて欲しかった。
でもまあ、ドキドキしながら最期まで観たよーっ!

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