2010年10月26日火曜日

ジャパンカップ 2010

初めてのジャパンカップ。
チャレンジレースに出場したのも初めてだし。
レースを観戦に来たのも初体験。

なかなか勝手がわからずに苦労しました。
どうすれば少しでも楽に効率よく移動できて観戦できるのか?
こればっか考えてましたもん。(汗)

とにかくまず第一に考えたのは。
「自分のレースを終えてから市内まで速やかに戻ること」でした。
ボクがレンタカーを停めた駐車場は森林公園近く。
レースが始まると通行止めになっちゃう場所です。
なので、自分のレースが終わり、次のレースが始まるまでに抜け出しておかなければナリマセン。

チャレンジレースを終えると、、、過呼吸で苦しい中、必死で駐車場へ戻り。
ぐちゃぐちゃのまま上半身だけ着替え…シャツを着ると、、クルマを動かし。
裏道を抜けて、必死に交差点のセブンイレブンまで抜け出ました。
(ここまでくれば大丈夫だ)
と安心してコンビニに駐車してオープンレースを観戦。
あ!こんなことしてちゃイケナイ!とすぐにまた市内に向けて戻る!

荷物を片付け、バイクを片付け、、シャワー浴びたかったけどホテルの部屋はまだ清掃中というわけで入れず。(TдT)
レンタカーを返却しにいって、、そのままパルコへ向かって徒歩で移動。
パルコ前でチームメイトと合流、そしてすぐまたパルコの2階で急いでランチを掻き込む。
1階のスタバで食後のコーヒーを飲んで、しばし仲間と談笑してると、、

レース前のセレモニーがあり、そして選手がパレード走行!

(うぉぉぉぉっ!かっちょええぇぇっ!)

唸りました。
大阪で言えば御堂筋を通行止めにして行われてるわけですから、このレース。
凄まじいです。
片側3車線のメインロードを通行止めっすか…
宇都宮、恐るべし。
このクリテリウムは歴史に残るレースやなぁ、間違いなく。

パレードが終わり。
選手が並ぶとレーススタート!

スタートと同時にフミが抜け出し逃げる!逃げる!
感動の走りでした。
そんなもん、目の前で時速60kmで飛んでいくフミを観てこっちも心拍数あがりっぱなし!

最初の数周回はフミといっしょにブリッツェンの辻選手も逃げてたんだよっ!
クリテリウム
証拠写真:タイムスタンプを見ると15:40:38なので、レースが15:30からだったから10分間は逃げてました、辻選手。
その後、最後のスプリントに備えるべく下がったけど。
最初の逃げは鳥肌モノでした。
ガツーンときたねー、フミのシャンゼリゼを彷彿させる逃げ足にがっつり食い込んでましたもの。
ってことは論理的に辻選手もシャンゼリゼで大逃げを魅せる脚があるってことだよなぁ、すごいなぁ。

その後のレース展開はずっとフミが逃げ続け。
最後のスプリント賞をかっさらったと同時にプロトンの速度がぐぐっと30%増量。
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
まだ速くなるの?!
ボロボロ千切れていく選手達。
外人勢、、凄い、速い、、、いわゆるアシストと呼ばれる外人勢が集団の速度を上げ続け、、ついていけない選手が無惨に落ちていく…
その中に片山右京さんも混じってた、、、でもボクより年上であの高速プロトンの中で走る続けるなんて!!感動!
最後はほんまに苦しそうやったなぁ…見てるこっちまで呼吸困難になったよー!

レースの結果は他のページとかで見て貰って。
僕らはブリッツェンがどうだったのか?終始、これに注目。
クリテリウム
レース後、挨拶に来てくれた。
すごい感動をありがとう、辻選手&ブリッツェンの皆さん。
総合第9位の辻選手、凄いっす。
ガイジンに混ざって堂々の走り。イケてました。

アマチュアレーサーは自分のためだけに走ってればいいんだけど。
プロレーサーってチームのためやファンのためとか、はたまた見ず知らずの人達の夢とか願いとかそんな有り難迷惑なもんまで背中に背負って走るんだなぁ…と理解させられた宇都宮のど真ん中でのクリテリウムでした。

クリテが終わって。
興奮したまま餃子喰って寝ましたが。
翌朝もぜんぜん意味なく早起き。(笑)
完全に小学生のような状態に。
(興奮して寝れん…)
部屋でぐずぐずしても仕方ないのでいそいそと荷造りしてホテルをチェックアウト。
宇都宮駅に向かい最初のシャトルバスで森林公園へ。
ジャパンカップ2日目、メインレースの森林公園ロードレースを観戦に。
7万人近くが集まる大群衆とバトルだっ!
ロードレース(森林公園)
早朝からこの人の多さ。
ちなみに普段はこの古賀志林道は通行止めになってるそうで誰もいないんだって。
レースは午前10時から。
9時を過ぎると突然有名選手が試走で古賀志林道を訪れたりして大騒ぎに。
そんな中…
ロードレース(森林公園)
いきなりロビー・マキュアンが現れてびっくり!
ファンの人達と記念撮影して帰って行きましたヨ。
ロードレース(森林公園)
スタート直前の古賀志頂上。
もう座る場所がないのです。
ゾンビのように歩き回るしかないわけですね。
ロードレース(森林公園)
んでもってレーススタート!
もう想像以上に速い速度でこの激坂を登っていきます。(汗)
普通に平坦速度じゃないですか。
ロードレース(森林公園)
しかし、この日も外人勢は果てしなく強く。
数周後にはもう外人勢がペースメイキングを始め、レースの主導権を握ってしまいます。
ブリッツェン選手の山岳賞へのアタックも完全に封じ込められ為す術がありません。
(やっぱ、すごいな、ガイジンは)と改めて思い知らされました。

楽しかったレース観戦もスタートしてしまえばあっという間に終わっちゃって。
帰りは帰りで大混雑の中、必死でシャトルバスに並び、宇都宮駅へ辿り着きました。
シャトルバスで1時間半ぐらい待たされて、、、寒かった、、、辛かった、、
諦めてもうちょっとゆっくり帰った方が良いのかなぁ?
既に色々来年の観戦に向けて考えるのであった…
来年はジャパンカップ20周年だもんねー、いくもんねー。(^^)

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