2012年11月18日日曜日

アルゴ

まったくのノーマーク。
少し前に映画評で「名作っぽいぞ!」ってのを読んで観たくなりました。
できるだけ事前に情報を入れずに、先入観なしで観ることにしました。
観に行ったのは鈴鹿トーホーシネマズ。

冒頭からシリアスなシーン。
そして驚かされたのが「フィクション」作品だったこと。(きいてないよー!)
アルゴ
舞台は1979年。
テヘラン。
ホメイニ師がイランに出現し、イラン革命が勃発。
暴徒化した市民がアメリカ大使館を襲う。
「アメリカ人を殺せ」と殺気立つ大群衆。
大使館員は全員スパイ容疑をかけられる。
見つかったらメチャクチャな裁判にかけられ、死刑宣告。
大衆の見てる前でクレーンで首を吊るされるという超デンジャラス。
6人が大使館から逃げ出し、カナダ大使館に逃げ込む。
見つかったらアウト。
この絶体絶命のなかで救出を試みることになったCIA諜報員のトニー・メンデスベン・アフレック)。
考えだした作戦がなんと「アルゴ」という映画を撮影するという「大嘘」を仕掛ける。
架空の記者会見までやって雑誌に記事を掲載させる。
この「アルゴ」作戦はつい最近まで「極秘」にされていてクリントン政権のときに「極秘扱い」を解かれたんだそうだ。
そして映画化。
ものすごいリアリティ。
緊張させられた。
フィクションである、と最初に知らされ、そのうえにあれだけの緊張感を生み出せるとはすごい。
そしてこれで「事実」であり「事実は小説よりも奇なり」という言葉を何度も思い出させる。
少し前に同じような映画を観た時の感想と、今回も同じ感想でした。
それは
ああ、日本に生まれてよかったなぁ。」です。(笑)


エンディングで、俳優と実際の人物が映されるんですが、よく似てた。(笑)
感心した、俳優って姿形までそっくりになっちゃうんだね、大したもんだ。
ドキドキハラハラしたいならおすすめの映画ですぜ、リアリティ抜群

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