2013年9月9日月曜日

マン・オブ・スティール

前評判高く、かなり期待してた作品。
自宅から遠く自転車に乗って140km走って、しかも土砂降りの雨の中、、、さらに意味もなく六甲山を越えて、、、、三ノ宮で観ました。
(そんな自分がスーパーだと思います。)

(間違っても3Dでは観ませんよ。)

監督はザック・スナイダー
しかし、製作サイドにはあのクリストファー・ノーラン
俳優陣も主役以外は重戦車級揃い。
(正直言って主役のヘンリー・カヴィルだけ、ほとんど知りませんでした。すんません。)

あらすじ…

は、殆ど書かなくてもオッケーか?と思えるぐらい「あのストーリー」です。
マン・オブ・スティール
オトナになったら新聞記者になるよ!父さん!
それを超絶スペクタクルCGでリアルに映像化してくれています。
「スーパーマン・ビギンズ」と呼ばれても不思議でないストーリー。
スーパーマンが誕生してからディリープラネット新聞社に就職するまで。」が描かれています。
悪役は同胞の宇宙人ゾッド将軍(マイケル・シャノン)。
実に悪役顔で助かります。(最近、一見してわからない悪役が増えたので困ります。)
マン・オブ・スティール
わかりやすいだろっ!
ここから感想文です。観てないヒトは読まないほうがいいかも?


期待通りの作品でした。
かなりすごい。
まず、観に行く前から続編が制作されることが決まっているわけで。
「一話完結」ではないことがわかって観てるわけで。
その辺は他の作品と大きく違って観てる方も気合充分なわけ。
もう生まれた時から勝ち組やん?みたいな…
そんな恵まれた星の下に生まれたのがスーパーマン/カル・エル(地球名クラーク・ケント)(ヘンリー・カヴィル)というわけで。
子供時代の葛藤?いじめられっ子部分は短く、ショートストーリー。
しかも青年になってからの回想録で紹介されるので、時間軸が「行ったり来たり」します。
さらに幼少期の顔つきと青年期のヒゲもじゃの顔つきが似てなくて。
(あれ?どれがスーパーマンやっけ?)って、頻繁に悩みました。(汗)
しかも、呼び名がいっぱいやしね、このヒト…。
あの時間軸移動はあんまり好きじゃないので良くなかった、普通に時計通りに進めて欲しかった。
ゾッド将軍が地球に来てからは「延々と戦いのシーン」なので。
実は戦うまでのシーンの方が長かったわけで。
実に様々な葛藤を見せてくれます。
スパイダーマンに近い葛藤で「正義の味方」となり地球人を救うのか?否か?
地球人は救う価値が有るのか?
自分の同胞の未来は?
自分のルーツは?
深い悩みと陰鬱な表情を見せる「暗いスーパーマン」がゾッド将軍現れるまでのスーパーマン。

一転して。
ゾッド将軍が現れると、スーパーマンに変化が見れます。
「自分以外に自分と同じルーツの仲間がいる」ということがわかったわけです。
それまで孤独な時間を過ごしてきたスーパーマンに仲間がいたわけです。
しかし、彼らゾッド将軍はそんなスーパーマンの気持ちなど理解しません。
将軍のカノジョ?役に「おまえは甘い。道徳?とやらの精神がオマエを弱くしている。」と突っ込まれますが。
後半になってそれは違うことがわかります。
ゾッド将軍が地球の大気に馴染めず、おかしくなりそうになった際、スーパーマンは「集中して、自分の力を制御するんだ。」とゾッド将軍を助ける発言をしています。
事実、その助言でゾッド将軍は地球の環境を克服し、ついにスーパーマンと同じ能力を会得します。
(ゾッド将軍はマント無しで空を飛んじゃったので、スーパーマンのマントは実は飾りであった、ということが証明されちゃうけど…)
その結果、実に壮絶な死闘を将軍とスーパーマンは演じるわけですが、ぜんぜん決着がつきません。
追い詰められたゾッド将軍はスーパーマンと同じ能力で地球人を殺そうとします。
ここでスーパーマンはゾッド将軍をいとも簡単に殺してしまう、わけです。(汗)
このシーンでわかったのが。
実はスーパーマンはいつでもゾッド将軍を殺せたわけ。
しかし、精神面で未熟なスーパーマンは「自分の同胞」である彼らをどうしても殺せないわけです。
事実、ゾッド将軍以外は殺していません。
スーパーマンの心のなかは「できれば地球人と共存したい」という願望?みたいなのがあったわけですね。
ゾッド将軍たちは最後までスーパーマンを受け入れませんでしたが。
地球人は途中から「彼は敵ではない。」とスーパーマンを受け入れました。
マン・オブ・スティール
地球人とは和解できました。
亡き父に「地球人との架け橋になれ」と言われたのですが、叶いませんでした。
だからゾッド将軍を殺してしまった時、スーパーマンは絶望の絶叫をあげたわけです。


深いっすね、実に深い。
圧倒的なその能力。
スーパーマンは自分の持つ力をまだ理解できていません。
Man Of Steelは「鋼のオトコ」という意味ですが、裏を返せば「その精神は脆い」という意味もあるのかもしれませんな。
しかし!
33歳やねんから、いつまでもオカーチャンに甘えず、しっかりしてほしいものです。
33歳にして初就職ですからね…
(それまではフリーター)

ケビン・コスナーとダイアン・レインは「農夫婦」という役でしたが、どう見ても「毎週末はスポーツジムで鍛えあげてます。」みたいな肉体でしたね…とても農家には思えませんでした…
どちらかと言えば実父のラッセル・クロウのほうが農家っぽいんですが…

そして極めつけが…

すべてが終わり。
クラーク・ケントが新聞記者になって、、、終焉になって、はじめて


Man Of Steel


とタイトルがっ!表示されたっ!
普通の作品なら最初に出てくるヤツやっ!
そしてテーマ曲ががががっ!!!!
こ、、、、こ、、、この手法はっ!!!!!!!

ダークナイト」と同じやっ!!!!(*_*)


そうか、ノーラン、、、やってくれるわ!!!鳥肌出たわ!!
スーパーマンも「ここまでのストーリーはほんのイントロに過ぎないんやで。」ってことかっ!(*_*)

バットマンも「自分が闇の騎士として生きることを覚悟した」ときにタイトルが表示され。
スーパーマンも「地球人の味方として戦う覚悟」が出来た、という瞬間にタイトルが表示されたわけやね!!
ノーラン氏の作品の「深読み合戦」が非常にオモローです、大好き!!

書いてるうちにだんだん興奮してきて最後は関西弁で書いてしまいましたっ!
すんまへんー


ほなさいなら。



注意:
感想文のところの解釈はあくまでボクの勝手な解釈です。
事実ではないかもしれません、あしからず。