2013年9月17日火曜日

ウルヴァリン:SAMURAI

原題は「THE WOLVERINE」。
「サムライ」は日本向けに付けたみたいね。

公開されてすぐに観に行きました。
いつもながらの「いい加減な感想文」です。
ネタバレ含むかも?なので鑑賞後に読んでください。

前作の「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」が2009年の作品で。
あんまり良く覚えてないんだけどたしか第1次世界大戦が舞台?だったような気が。
監督は「ギャヴィン・フッド」でしたので、今作では監督交代してますね、「ジェームズ・マンゴールド」に交代。
「不老不死」のウルヴァリンは、今度は第2次世界大戦、、太平洋戦争末期の日本が舞台から始まる。場所はナガサキ。
なぜ、捕虜になって日本にいるのか?わからないまま原爆投下。
まあ、死なない(死ねない)のでウルヴァリンは元気。
そして日本兵の命を助ける。
ここからスタート。

そして、数十年後。
命を助けた元日本兵が死にかけてて、最期にウルヴァリンに会いたい、と迎えがやってくる。
迎えに来たのが、ユキオ(オセロ松嶋福島リラ)。
個性的な女優だな。
スッタモンダで日本にやってきたウルヴァリン。
っていうか、日本がスゲーことになっていた。(笑)
街ナカで普通に銃を発砲するし、ヤクザだらけだし。
パチンコ店内でヤクザが発砲しても客はみなパチンコに夢中で逃げ出しもしない、という「変っぷり」だ。(汗)
こ、これわ?パラレルワールドなんじゃない?
ウルヴァリン:SAMURAI
頑張れ、オセロ松嶋!
鎧を身にまとった真田広之が日本刀振り回してチャンバラしてくれますし。
ロケで日本の街ナカで撮影した部分、以外のセットの「創られた日本の街」での撮影にギャップがありすぎて、、、おかしかった。(笑)

感じとしては「キル・ビル」の「ミステイク・ジャパネスク」に「クール・ジャパン」を混ぜた?感じ。
わざと間違えてる系でなおかつ「かっこ良く」してるわけね。
これはたぶん「アニメ」ではなく「マンガ」な風味だな。
ニンジャ、ハラキリ、ロボット、ヤクザ、日本をイメージできる単語は総出演です。(笑)
残念だったのは、前作もそうですが、このウルヴァリンシリーズはあんまりミュータントが出てきません。
このSAMURAIもゼロではないですが、ちょびっとしかミュータントが出ないです。
ボクはミュータントの「とんでもない能力」を見るのが楽しみなのですが。
(能力部分がいちばんCGが派手だし。)
あんまり出てこないので、、、残念でした。

時系列的にはジーンを殺したあと、のようなので、世の中にはミュータントが居ますよ!ってテレビで公開しちゃったあとのはずなので、、ミュータントが溢れ出ててもいいはずなのにね。
そして「日本人ミュータント」も出てこなかった…。
(ユキオはミュータントだったのかどうか?はっきりしないまま。)

でもまあ、そういった「残念部分」を拭っても、全体としては面白く。
スピンオフ作品としては本作を凌駕する出来栄えですね。
エンドロール後も「お約束」の「ちょっとだけよ」シーンがあり。
「あの、すごいお爺さんたち」が元気いっぱいの姿を見せてくれます…(汗)
時系列的には、X-MENの最新作「ファースト・ジェネレーション」のエンディングと合致するわけかな、ここで。


ウルヴァリン、、、不老不死の設定ですが。
ヒュー・ジャックマンは確実に老いてきてるわけで。(笑)
X-MEN2の頃のウルヴァリンと最新作のウルヴァリンとでは、肌の艶とか筋肉の付き方とか、確実に老いてますよねぇ。
このシリーズも早く決着させないと、、、毎回、不老不死の能力が停止したりしますが。
そのうち、本人都合でマジに停止するかもしれませんねー。

さらに。
ヒュー・ジャックマンも、かなり長い間、「ウルヴァリン」を演じてますので。
俳優的には「そろそろ潮時」な気もします。
あまりに長く一つのキャラを演じると、終了後、イメージ固着しちゃって、他の役を演じても「あーウルヴァリンやー」って観ちゃいますもんね。
ようやく他の役でのヒットもでたわけだし。(レ・ミゼラブル)
そろそろヒーローも卒業かなー?って思うんだけど、どうかなー??


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