2010年3月9日火曜日

シャイニング

あのジャック・ニコルソンが壊れた扉から顔を出して「はーい」と笑う写真が印象的。

シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン [DVD]
B001DKBJII



分類的にはホラーになるそうですが。
一口にホラーと言えるかどうか?もの凄く難しい作品ですね。

登場人物は少ないです。
冬の間だけ「完全閉鎖」される高級ホテルに、閉鎖の間だけ管理人として雇われることになった一家が殆ど全ての登場「人物」です。
小説家志望の旦那ジャックをジャック・ニコルソンが演じてます。
監督はあのスタンリー・キューブ
リック

原作は大好きなスティーヴン・キング
かなり前から観たかった作品でしたが、なかなか機会が無く。(1980年の作品)
やっとの鑑賞。

完全にホテルが閉鎖されると、執筆活動に勤しむジャック。
しかし、その精神はどんどん蝕まれていく。
その原因は「ホテル」のせいだ。
このホテルは過去にも管理人が家族を惨殺して自殺するという事件が発生している。
わずか数日でジャックは「おかしく」なってしまっていた。

息子のダニーはちょっと不思議な男の子。
「シャイニング」と呼ぶ、テレパシーのようなものも使えるし。
不思議な能力を使える。
でも両親はそんなの全然信じてなかった。
この能力のおかげでダニーはいち早くこのホテルの不思議?に気がつく。

妻は少し後れ旦那ジャックの変化に気づくが時既に遅し。
ジャックは完全にいかれちゃってアジャパーに。
妻はホテルから息子ダニーを連れて逃げようとする。
斧を持って襲いかかるジャック。

時々に折り挟まれる不思議で綺麗で怖い映像。
監督の趣味か?
久しぶりに鳥肌が出た、怖かった。

いわゆるゾンビや霊などの怖さじゃなく、超越した怖さ、を感じられた。
これはたぶん「ツイン・ピークス」の映画版を観たときに感じた怖さに似た感覚かな。
スティーヴン・キングの原作とは全然違っているらしく「こりゃ、あんまりだ、駄作。」という意見もあるそうですが。
原作を知らないボクにはこれで十分っす。
(たしかにスティーヴン・キングらしさは感じなかったけどね。)

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