2008年11月5日水曜日

OVERCOMING ツールド・フランス 激闘の真実

OVERCOMING -ツール・ド・フランス 激闘の真実-OVERCOMING -ツール・ド・フランス 激闘の真実-
ビャルネ・リース, イヴァン・バッソ, カルロス・サストレ, ミケーレ・バルトリ, トーマス・ギスラソン

ポニーキャニオン 2006-10-27
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今年はCSCが制覇したんですが。
この映画はまだランス・アームストロングが現役でしかも連勝を続けていた頃(2004年)のCSC。
「勝利」に向けて、ストイックに、ただひたすらストイックに戦い続ける男たちの物語。
とうぜん、全部実話、ノンフィクション。
今年の覇者カルロス・サストレが妙に若い。(^^)
よくこの映画のキャッチコピーが「ツールの光と影」とか「ツールの裏側」とかいうのを目にしますが。
なんだか「どす黒い」イメージのキャッチなんですが。
よくよく考えてみれば普段Jスポーツで観ることができるツールなんて、全体の3分の1ぐらいなんだなぁ、ってしみじみ思う作品。
影や裏側なんかじゃなくて「ツールそのもの」なんだと思う。

まぁ、あまりに強すぎるランスを悪役にしちゃってるのは「ちょっと影」な部分かな?(笑)

自分も自転車競技をやる人間なので少しだけでも同じ匂いを嗅ぐことができる。(はず)
「僕らは自転車以外のことは何も解らない。」という言葉に感動。
自転車の上では鬼神の強さを誇る彼らが自転車を降りると、まるで子供のように「脆く」「弱い」。
サストレ、イヴァン、どいつもこいつも「超チャリバカ」だ。(◎-◎)
かっこよすぎる。
CSCの監督も凄いもんだな、まるで牧師か?
年間8000室の部屋を予約して世界中をチームで移動する、プロ選手チーム。
そりゃ家族と離ればなれになり年中怪我だらけ。
精神的にもタフでなければとてもやっていけないよなぁ。
まったく肉体だけでなく精神面でも「常人ではない」とほとほと感じた。
真似できんっ!

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