2010年4月22日木曜日

アリス・イン・ワンダーランド

期待してたのは。
当然、ティムバートン&ジョニデの作品であること。
と、さらに今回は3Dで観ることにしたんだ、アバターでさえ3Dで観てないボクなんだけど。(--;)
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大人気の作品なので2日前の発売時間直後にシアターど真ん中を予約購入。ハート
映画鑑賞における席の優劣は譲れないモノがあるよね、同じ値段だもの。
青春の全てを賭けて席を確保しました。(._.)
アリス・イン・ワンダーランド

3D初体験(あとで初体験でなかったことが判明したけど。)だったので、劇場入り口で3D眼鏡を手渡される。
色々、眼鏡を調べてみたら。
右側にボタン電池の収納場所があり、電気仕掛けであることが判明。
顔に装着してみるとそこそこの重量感がある。

選んだアリスは「3D:字幕版」というヤツ。

まず映画の感想。

アリス役の女優さん(ミア・ワシコウスカ)って新人さんなのね。
これまで、パッとした作品には出てない。
うまく発掘してきたなぁ、なかなか凄い才能の持ち主。
この映画「アリス・イン・ワンダーランド」っておそらく殆どがCG合成だから。
演技って90%ぐらいがブルーシートみたいなところでの「独り演技」であとで合成してるわけだから。
なかなかの演技力がないと、すぐ「合成やんけ」って観ててわかっちゃうからねぇ。
(なので邦画の合成って演技力乏しいからすぐショゲちゃうよね。)

そして「隠れた主役?」とも言えるのは「赤の女王」ですな。
Alice_07.jpg
なにが凄いって、、一緒に観に行った「みえねぇ」さんが、鑑賞後「赤の女王って、チャーリーとチョコレート工場に出てたお母さん役(バケット夫人)の女優(ヘレナ・ボナム=カー
ター
)でしょ?」って言い当てたこと。
えらいっ!
ボクは気がつかなかったっ!
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/e6/85621ca4e0d3ed56b37996ff173c02ae.jpg
左から2番目の女性。
ちなみにボクはあまり好きじゃなかったので最期まで観てないんだけど「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」にも出てるね。(ミセス・ラベット役)
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
んで、現在は、、なんと!ティムバートン監督の奥様というわけだっ!
身内だったんですねー。(笑)
(まあ、あくまで「現在は」ってことですが。)

最後にやはりジョニデでしょう。
今回は「ハッター」という帽子屋さんの役。
(映画館で聴いてると「ハッター」ではなく「ハッツァー」みたいな発音で呼ばれてましたけど...)
Alice_012.jpg
相変わらず、ティムバートン&ジョニデはせっかくのジョニーのハンサムフェイスを変にすることに情熱を燃やしてるわけですね。
すごくクールでいかした演技でした、相変わらずキレてます。

さて、公開中の映画なのでストーリーについては触れませんが。
どちらかと言えばティム・バートンにしては「真面目に創ったなぁ。」って思いました。
彼の作品はたくさん観てきたつもりですが、いつもどこかにこう小魚の骨が喉に引っかかったような?ストーリーに「欠陥」らしきものがあり。
それがすごく良い味を出してるんですが。
このアリスにはそれらしい「らしさ」を見かけることが出来ませんでした。
悪い意味ではありません。
ちゃんと「簡潔」に「完結」してるんですよね、他の作品と違って...
エンドロールまで納得のエンディングに仕上がってます。
(^^)
(これがらしくないといえばらしくないんですが。)


さて、3D映画の感想と言えば。
うーん、ボクはもう3Dは観ないかも。
思っていた想像を超えてなかったです。
っていうか。
この3D技術って、たしか20年ぐらい前にTDLで観たMJの「キャプテンEO」の3D技術と同じですよね。
なのでボクにとって「初体験」ではなかったです。
当時、この作品も張り切ってTDLまで観に行った記憶があります。
衝撃的に飛び出しておりましたよ、当時も。
んで、当時感じた欠点?みたいなのを今回も感じました。
  1. 色調がぼける。
    色合いがおかしくなる。もっと綺麗なはず、2Dで観ると。
  2. 3Dといってもキャラの部分が輪郭的に切り出されるだけで切り出された中身は2D。
    表現が難しいけど、アリスが3Dに見えるのはアリスの2Dの映像が切り出されて飛び出て見えるだけ。アリスそのものの映像は2Dのまま。
  3. フォーカスがぼける
    焦点が合わなくなる。字幕を見て、飛び出たキャラを見て、背景を見たら、目がおかしくなって焦点が合わない。
  4. 全体的に画面が暗くなる。
    眼鏡をかけてフィルタリングしてるわけで、どうしても明度が下がる。ホントはもっと明るい画面だろうけど、ダークな映画に感じてしまう。
  5. 眼鏡が嫌い。(笑)
    普段の生活でも眼鏡なんかかけたことがないのに2時間近くも大きくて重い眼鏡をかけているのが苦痛。
こういった理由で、これからはよほどのことがない限り3Dでは映画を観ないだろうと感じました。
TDLやUSJなんかのアトラクションであの眼鏡をかけるのはオッケーだけどね、時間短いから。
長時間は辛いわ。

3Dテレビもなんか色々発売されるそうですが。
そもそもボクのテレビの見方って映画なんかを観るときは違うけど、ほとんど「ながら見」なんですよね。
ずっとPCの液晶を見てて、音声だけ聴いてる、、んで面白そうな台詞が聞こえてきたときだけテレビの方を見る、、こんな感じなので。
3Dテレビにしてもあの眼鏡をかけて「ながら見」ができないから。
要らないなぁ、って思った。(-.-)

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