2011年5月30日月曜日

第2回スズカ8時間エンデューロ春SP



5月はJBCFのレースがキャンセルされたので。
石見を走ったら他に何のイベントもなくなってしまい、ダラダラしちゃうので、「あかんやろ」という気持ちからエントリーしました。
(結果的に多くの「気づき」を与えてくれたレースになりました。)
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ボクがエントリーした競技は「アタック240」という鈴鹿サーキットを8時間以内に40周しろ!っていう競技。
(他に空いてなかったから…)

5月は大して練習量も多くなく、出張が多くてとてもこんなきつい競技に、、と思ったんだけど。
仕方ないっす。
頑張るっす。

しかも…
前日から台風による大雨…

(やばいなー、これ、中止かもなー)
と思いつつ。
鈴鹿サーキットへ。
大雨です。試走終わり。試走で落車発生してた!こわ!
試走タイム。大雨。
試走でコースに出てみた。
コース上は川のように水が流れてて、ちょっと油断するとスリップして落車する。(汗)
もう超怖い環境。
風速は朝はまだ3mぐらいだったので問題は水だけ。
レインジャケットを着てレースにでることにした。
脚には大量のワックスで水を弾いて、、冷えを防ぐ、、ことにして、、

鈴鹿8耐
ちなみにレースでレインジャケットを着るのは初めてです。
スタートラインで並んで待っているとアナウンスがあり。
  1. スタート後、天候が悪化したら中止する可能性がある。
  2. 時間を短縮して終えることもある。
  3. 落雷が発生したら中断する。
などの条件付でスタートすることになった。
スタート位置で並んでいて隣のヒトと話したんだけど。
  • 落車したらやめる。
  • 落雷がきたらやめる。
  • どうにも速度が出ないならやめる。
などと話ながら待ってると8時ジャストにスタート!
鈴鹿8耐
最初は大勢いたんだよ。
スピードコントロールされてシケインが終わるまでゆっくりと…
先導バイクが外れて、いっきに加速!と思いきや速度は上がらず…
慎重な開幕。
先頭はどうやらマトリックスのプロレーサーが押さえ込んでるみたい。
徐々に上がってきて、ヘアピンでまた速度ダウン。
そんな感じでボクでも先頭集団につける速度で1周目が終わり。
2周目、終盤で落車発生。(>_<)
巻き込まれずに助かったけど、集団後方まで追いやられる。
3周目が終わった時点で先頭集団から千切れて、あとはグルペット入り。(恥)
とにかく早く安定した集団に入ることが重要だった。
できれば同じアタック240を走ってる人同士でグルペットをつくって回しながらゴールを目指す、これしかないと…
ところが…
5周、7周、と周回を重ねていくとどんどんアタック240のヒトがいなくなる…
みんなー!どこいったー!
超リタイアだ。
平均速度30km/hの集団が殆どなくなり。
ソロで30km/hを維持しなくちゃいけない、この暴風雨の中…
(こりゃ、きつい。)
しかたなくエンデューロでゆっくり走ってるヒトの中で休みつつ、、たまに速いヒトが抜いていくときに、ささっと後ろに張り付いて上がっていって、疲れたらまた途中でゆっくりの集団に乗り移る、ということを繰り返して耐えてました。

し・か・し

天気はどんどんひどくなり。
お昼頃には風速も出てきて、ソロで走ってる人間にはほとんど最悪環境に。
雨が手や脚に強烈に当たって痛い、、「痛い、痛い!」と叫びながら下り坂を走り…
頻繁に発生する落車事故に怯えながら、、走る、、、のは無理!と判断しました。
(競技の性格上、時速30km/h以上で走り続けないとダメっていうのは、あの天候だと危険すぎる。)
ちょうど半分で終えよう、とリタイアを決意して。
120kmは走って半分だ!ということで、潔くピットイン。
リタイアしました。めんぼくない。
鈴鹿8耐
リタイアしてホッとした。(笑)
リザルトを観たら20周ではなく21周してました。(笑)
半分じゃなかったな。

なんと脅威のリタイア率!!
140人ぐらいエントリーの完走者40名だって!すげー!
約100人がDNS or DNFだったそうです。

結局、ボクがリタイアを宣言して30分後に「8時間を2時間に短縮」することが発表されて。
240kmは誰も走れないことになったようです。

いやはや、、なんとも凄まじい大会でした。(良い経験になった。)

しかし、自分の弱点もいくつかわかったし。
雨の日のレースは苦手だったのが、、いくつか「こうすれば少しは走りやすい」というのを発見したし。
得たモノはあったぞ。(きっと)

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