2011年10月30日日曜日

ミッション:8ミニッツ

月に囚われた男」を創った男「ダンカン・ジョーンズ」の作品。
前作もそうだったんだけど、あんまり大劇場で公開して観るもんじゃない系?な作品タッチな監督だと思っていたんだけど、今回はワーナーマイカルでのオンエア。
うーん?個人的には小劇場でマニアだけで観たかった系。
今日は知らなかったんだけど1000円ディだったんで。劇場はけっこう人が多かった。
たぶん普段の価格なら来なかったであろうDQNカップルが斜め後ろに座ってくれたおかげで…
映画開始前から終了までずっとべちゃくちゃお喋りしてくれて参った。(>_<)
映画作品より以前の問題だわ。
なんども後ろを振り返って注意しようとしたんだけど、距離があって声を出すのも憚れたので我慢するしかなかった。
あのDQNカップル、君らは映画館に来る資格ないよ、もう2度と映画観なくていいよ。

さて、機嫌を治して。

テロ攻撃により列車が爆破される。
全員死亡。
死亡した乗客の中の男性の「死ぬ少し前の記憶」ってのは死んでからも残ってる。
ドライブレコーダーみたいなもんだ。
その残像記憶に入り込み、爆弾が爆発するまでに怪しい人間を探し出し、テロの犯人を探そう、というミッション。
戻れるのは「死ぬ8分前」。
ミッション:8ミニッツ
おかげで何度も死ぬ目に遭います。
戻されることになったのは軍人のコルター・スティーヴンス大尉(ジェイク・ギレンホール)。
さて、ここまでは「ありがち」なSF作品。
最初、ボクもストーリーは「ここまで」だと思っていた。
でもさすがダンカン、まだ「一捻り」あって、最期にもう「一捻り」を加えていた。
なかなか見応えあった、うん。
「月に囚われた男」でもそうだったけど。
「ドライな終幕」を嫌う監督なんだな、これ特徴的だわ。
途中まではすごくドライな結末を期待、、違うな、、ドライで終わっちゃっても致し方ない、、シチュエーションに追い込んでおいて、「おや?そうでもないね。」で終わらせたね、今回も。
この辺がこの監督の持ち味なのかも。

何度も何度も繰り返し「8分前」に戻され。
スティーヴンス大尉は「少しずつ違っている」ことに気づく。
同じ世界に戻っているわけではない、と。
ならば、自分がこの世界を「変えることができる」のかも?
しかし「この世界はプログラムの中、既に起こってしまったことは変わらない」と言われる。
プログラム?ほんとうにプログラムなのか?このリアリティが?
(原題は『ソース・コード』なんですよね。)
プログラムだとすると現実を越えたことが起こる可能性を秘めたプログラムであると…

いろいろ再確認したいことがあるので、、この作品は後日もう一回観ることにしよう。


「だいじょうぶ、きっと、うまくいく」…


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