2011年12月1日木曜日

GAMER

最初はてっきりテレビドラマかなにかだと思ってました。
でもちゃんとした映画作品だったんですね…すんません…

舞台は近未来。
テレビゲームが世界を救う…みたいなヤツです。
こういうシチュエーションって過去にもいっぱいアリマシタ。
「マトリックス」と「サロゲート」を足して30ぐらいで割った感じかな。
そんな世界観です。
プレイステーション3で楽しめるヴァーチャルワールドのヤツとクリソツな画面も出てきます。
こっちはソサエティ
2034年。
天才プログラマー&クリエイター、キャッスル(マイケル・C・ホール)が創り出したシステム「ナノ・ウイルス」で生身の人間の脳を操作し、遠隔操作できるようになった。
このシステムを使って創り出されたバーチャルワールドが「ソサエティ」。
ここでは操作される人間と操作する人間に別れて生きてるみたい。
映画「サロゲート」と違って操作する方もされる方も両方人間ってわけ。

そして、キャッスルは「ソサエティ」だけでなく、新たな世界「スレイヤー」を完成させる。
この世界は「ソサエティ」と違い「戦闘」がメインな世界。
お互いを殺し合うわけ。
プレイヤーは人間同士。
ゲームで操作されるのは「死刑囚」なのでした。(汗)
なのでゲームとはいえ、撃たれたら死ぬし、バクハツしたら吹っ飛ぶ。
スレイヤーです
主人公のケーブル(イニシャルはKなのです)(ジェラルド・バトラー)は連勝中のキャラ(と言っても生身の人間)で目下世間の注目の的。
30連勝で恩赦が与えられるこのスレイヤーで初めて「恩赦目前」まで勝ち抜いてきたわけです。
このケーブルを操作しているプレイヤーは17歳の高校生。
そして相対する、このヴァーチャルワールドを壊そうとするレジスタンスみたいな組織。
ケーブル死刑囚の家族、過去、陰謀、、そして黒幕は?

とてもとてもボクには「好きな部類」のシチュエーションです。
大好きです、こういうマトリックス系。
なのになのに。
そのシチュエーションを生かし切れてない「雑な脚本」。(TДT)
普通に「善玉 VS 悪玉」の一騎打ちで終わりですか…orz
ものすごく「凝ったシチュエーション」なのに、ものすごく在り来たりな「ストーリー」デスネ。
5秒ぐらいでストーリーの全体像が掴み取れてしまいます。
特撮もカッコイイし、名作「ブレイド・ランナー」っぽい箇所も多くあり、「画」はイカしてますのに…MOTTAINAI!!

「おもろいかも?!」っともの凄く肩に力を入れて観ただけに「肩すかしを食らう」感たっぷり。
死刑囚が罪も消せてないのに、ナイフでまた殺してますがなっ!
しかも子供が観てる目の前で!?
アカン!アカンって!(笑)

追記:めっちゃ脇役でジョン・レグイザモが出てました。(^^) この前に観た作品は「ゾンビ」になる映画でしたねー。(ランド・オブ・ザ・デッドのチョロ役)
キング・オブ・チンピラじゃないでしょうかね。


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