2012年1月11日水曜日

アンストッパブル

まず、オープニングで「これは実話に基づいた作品です。」みたいな表示が。
ドキュメンタリー、、ということですか?

監督は「トップ・ガン」で有名監督入りしたトニー・スコット
実は少し前に同じような映画「サブウエイ123激突」を、、、これまた主演も同じ「デンゼル・ワシントン」で撮ってるんですよねぇ…

ということで。
前は地下鉄だったのですが、今度は外を走る普通の鉄道での物語。
主演はデンゼル・ワシントンクリス・パインフェーズ6に出てた)。
新米鉄道員と退職間近の鉄道員の物語だ。
ざっくりストーリーは。
新米鉄道員ウィル(クリス・パイン)が配属された、、運転士は気難しいフランク(デンゼル・ワシントン)。
鉄道会社はどこもこうなの?というほど働いているヤツらのマインドが低く。
見てないとすぐサボタージュ。
新人イジメみたいなのもありー。
そういう冒頭部でいきなり…
39両編成全長800mという巨大な貨物列車777号の鉄道員が、あろうことか、運転席から徐行運転時に飛び降りて無人状態に。
最初、徐行モードで走っていた777号、しかし、振動からか?徐行モードから力行(りっこう)モードにスイッチが切り替わってしまい、、無人のまま時速100kmに!!(゚Д゚)
暴走列車は大量の有毒化学物質とディーゼル燃料を搭載して人口の多い都市めがけてかっ飛び!
管理する鉄道会社は当初、多額の賠償金などを恐れ、なんとか他の列車を使って停めようとするも失敗。
諦めた会社は777号を人口の少ない田舎で「脱線」させる作戦に。
この作戦を聞いたフランクは「777号は脱線しない、そのまま都市に突っ込む。」と会社を非難。
会社はそんなフランクの意見は聞かない。
フランクとウィルは意を決して会社の命令に背き、自分たちの列車で777号を追いかけ、後方から連結させ進行方向とは逆に引っ張ることで777号を停めようと計画する…
ほんとうにあった話…ということなのですが。
ウィルのプライベート(嫁さんともめてた)とか。
フランクの娘さんの話題とか。
サブストーリーがあまりにも「できすぎ」なんで。
あの辺はすべて「脚色」なのかなー?それとも何から何までフィクションなの?まさかね?

それにしても「事実は小説より…おもろない」ってことですかね。
こんなデキスギでいいんかい?
でもこれだからトップ・ガンの監督が好む脚本、、ということだったんでしょうね。
多少、ハラハラドキドキもありましたが、まことに「お手本通り」に危機一髪が回避されていきました…
サブウエイ123激突」では悪役(ジョン・トラヴォルタ)が存在し、その存在が作品に別の魅力を与えていたんですが。(ボクにとってですけどね。)
この作品では悪役は存在せず、、あくまで「偶発的な事故」なわけです。
敢えて言うなら理不尽な対応を迫る「鉄道会社の経営陣」が悪役?ヒールとなるわけでしょうけど。
まあ、鉄道大事故を目の前に経営者はゴルフに興じてました、、みたいな描写もありましたが、あれもなんかあまりにも「わざとらしい」演出ですよね。
そういうわけで、、この作品は映画館で観なかったんですが、、まあ、良かったな、、と。(笑)
映像は迫力アリマシタ。お金かけてるなーって感じ。
その部分は見るモノはアリマス。
デンゼル・ワシントンは好きな俳優なので、、もうちょっと良い作品に出て欲しいなぁ、と独り言!!


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