2009年10月21日水曜日

ウォンテッド

アンジェリーナ・ジョリー主演と思って観ましたがどうやら主演というわけでもないっぽい「ウォンテッド」。
どちらかと言えばやっぱり主人公はウェスリーギブソン(ジェームズ・マカヴォイ)でしょうね。
(興行的にはアンジェリーナ・ジョリーを前面に押し出して宣伝していたように思います、この作品。)
<center>「ウォンテッド」(C)2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. </center>
さて、映画の中身は... どこにでも居るような平凡なサラリーマンがある日突然とんでもない事件に巻き込まれ、今までとは全然違う世界に飛び込んでいく、ってストーリー。
質的には「マトリックス」に近い?感じですかね。
あそこまで突拍子もなく「違う世界」でも無いんですが。
平凡な顧客管理係のサラリーマン「ウェスリー」が飛び込む世界は「殺し屋」ですな、しかも「超人的」な。(-_-)
ピストルの弾丸でさえ、ねじ曲げてしまうような高等技術を使い、超人テクニックで確実に任務を遂行する秘密結社。
フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)はそこの一流の殺し屋でウェスリーの教育係?ってわけだ。

なかなか「アメリカン」なストーリー展開ですよね、これ。(笑)
marvelコミックな感じなのですが、随所に散りばめられた「オトナなシーン」のおかげで子供に見せない方が良いよ!的な映画にも指定されてますね。(笑)

良く言えば。
深く考えずに、さらりと観れる作品ですね。
悪く言えば。
突っ込みどころ満載で、終いには突っ込む気力も無くすほど内容が無いです。

ボクはどちらかと言えばこういう作品は「好き」ですよ。ハート
予告編を観てるから、ある程度の予測はついていたし、リアリティあふれるドキュメンタリー映画だと思ってこの映画を観る人も少ないだろうし。
バトルシーン、カーチェイス、、特撮、安っぽいラブシーン、などなど、、普通に楽しめる要素は詰め込んでくれてあります。こういうのスキです。

一応、「どんでん返し」も用意されてはいますが。
モーガン・フリーマンの悪役はイマイチ似合わないな、と思うし。
無理があるしね。(彼も出る映画を選ばないタイプの俳優か?)

「2」が創れないように、みんな死んじゃう感じで終わってるのは「吉」でしょう。(笑)

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