2009年10月28日水曜日

D-Tox

D-Tox [DVD]
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シルベスタ・スタローン主演でヤンス。
原題は「D-Tox / Eye See You」
この「Eye See You」は作品中に何度も出てくる台詞なんですよね。
FBI捜査官のジェイク・マロイがスタローンの役。
警官殺しの犯人を追いかけているんだけど、自分が警察官時代だった知人を殺され、さらには犯行を予告されながら自分の恋人を殺されてしまう。
これがきっかけでアル中になっちゃうマロイ(スタローン)。
FBIの同僚のすすめで更正施設?みたいなとことに入所するも、その入所先にまで警官殺しの犯人がマロイを殺そうと追いかけてくる!
施設は吹雪で幽閉状態。
施設内にいる誰が殺人犯?
っていうストーリー。

シルベスタ・スタローンって「マッチョで殴ったり殺したり」って役しか観てないんだけど。
この作品ではあんまりマッチョなスタローンじゃないんだよね。
アル中だし。(笑)

で、正直言ってかなり最後まで観るのが退屈な作品でした。
「まさかね?」って言うぐらい簡単な「犯人」。
「通常ならこいつでしょ?」って思うヤツがそのまま犯人です。(^_^;)

脚本が貧弱で。
犯人がなぜマロイを執拗に追いかけるのか?
簡単な理由(台詞にして20秒ぐらい)だけ説明されるだけで、突っ込んだ描写がありません。
これではせっかくの猟奇殺人犯に深みが出ませんよね。
マロイもフィアンセが殺され、堕ちていくわけですが。
3分ほどバーで酒を飲んだだけでもうアル中ですか?ってな感じで深い心理描写はありません。
これじゃあ、感情移入するのも難しい。(-.-)
犯人捜し的要素もまったくないストーリーで心理描写も薄く、感情移入するのが大変、ってなると。
もう観続けるのも大変、ってわけですよー。(T_T)
申し訳ないが日本の刑事ドラマ「太陽にほえろ」とかのほうがよっぽど良い脚本のように思いますね。
「あらすじ」だけ読むとすごく「面白そうやなー」って思ったんですけど。
残念無念でした。(--;)

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