2009年1月27日火曜日

子供達との戦争

ネットいじめなくなった 大田区の中学、授業で「携帯」徹底論議

どうやら「ネットいじめ」を撲滅するために大人達は子供から携帯電話を取り上げることを決意したようだ。
これで近日中に子供達は一斉に通信手段を奪われることだろう。

「いじめられる→自殺する」という事件は何も携帯電話の普及とは関係なく昔からあったわけで。
原因の一端に過ぎないという意見があるにも関わらず、日本の教育を考えるヤツらはとにかく「臭いものに蓋をする」という単純な思考回路が好きだ。


携帯の弊害として「いじめへの悪用」
小中学生の携帯電話所持を禁止に
いじめによる自殺問題はかなり根が深く。
10年以上前に社会問題になるほど増えた。
そして数年前には当時「産む機械」発言で、息も絶え絶えだった某大臣に追い打ちをかけるように「自殺します」手紙が送りつけられ、異例の大臣自らが「自殺しないで」とテレビで懇願する騒ぎにまでなった。(覚えてるよね?)

あのときの大人達の施策は「密告制度」を採用。
まあ、簡単に言えば江戸時代の五人組制度みたいなもんで。
子供のいじめは子供達に監視させ子供に密告を奨励し、「いじめを密告した子供は偉い」という風潮を生み出し、少しでもいじめの前兆を見つけたら、いじめてる子供を徹底的につぶす、という「モグラたたき戦」であったように思いますなぁ。
いじめをした子供が学校に来るな、という逆登校拒否?みたいな制度まで生まれたと記憶しています。

そして、この作戦により、いったんは子供達のいじめは消えたように思えましたが...
今度は「携帯電話」というアイテムをひっさげて蘇りました。(笑)
今度は密告しようにも相手が誰だかわからない、というゲリラ戦。
これには手を焼いたのか、効果的な施策は考えられずに、最終決着案は「アイテムを取り上げる」という結果に至ったわけですね。
これは秀吉の「刀狩り」にちかい施策ですよね?(笑)

これでは匂いの根源は絶たれてないわけで。
フタをしただけなんですが。
フタを外したら、、匂いが倍増してそうですよね。(--;)
ボクには心配しなくちゃイケナイ子供なんていうメンドクサイのは居ませんが。
これから育てていく人達ってのは大変でしょうなぁ。
心中お察ししますよ。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

まぁ、残念ながら携帯電話は子供達は使えなくなるかもしれません。
しかし「いじめて殺したい」ガキが居なくなったわけではないので。
他の方法を探すことでしょう。
誰がいじめてるのか証拠を残さず...アイテムも使わず...そうなると...?
さあ、つぎはなんだ?なにがくる?

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