2011年11月25日金曜日

フィリップ、きみを愛してる!

トゥルーマン・ショー」「マスク」や「イエスマン!」はボクのお気に入りでして。
主演のジム・キャリーがこの作品でも主演を演じている、という理由で観ました。(^^)
まあ、彼が主演ならだいたいどんな作風なのか?想像できるようなもんですが。
想像を超越した内容でしたネ。(笑)
かなり「きわどい」作品っすね、間違ってもマスクのようなほのぼのしたものではないなぁ。(汗)
でも実話を元に創られた作品らしいっすよ、マジかいな。(゚Д゚)
二人の出会い
主人公は子供の頃に母親に金銭で養子に出され育った「スティーブン・ラッセル」( ジム・キャリー )。
ある日、養父母からダイレクトに「あなたはお金でもらってきた養子です。」と告げられる。
ショックを隠し成長するスティーブン。
大人になってからも「なぜ自分は捨てられたのか?」が気になり、警察官になる。
警察官になったのは、自分の実の母親を調べるため…。
自分の母親を突き止めるも、結局、たくさん居る兄弟を見て(ああ、単に口減らしだったのか。)とさらに嫌悪感を覚えただけだったとさ。
目的を達成させた?スティーブンはさっさと警察官を退職し、違う街にやってきた。
妻と娘を養いつつも、実は隠された一面があった。
それはスティーブンはゲイだったこと。
幼少の頃よりずっと女性より男性の方に関心があった。
ひた隠しに生きてきたんだけど、ある日、交通事故に遭い瀕死の重傷を負う。
それをキッカケに「生きたいように生きる」と誓い、ゲイであることをカミングアウトする。
生き方を変えたスティーブン。
実はゲイだけでなく虚言癖?も併せ持っていたみたい。(笑)
(実はこっちの方がやっかい。)
好きになったゲイ・ボーイに色々貢ぐために保険金詐欺を繰り返し、見事にブタ箱行き。
懲役刑になり刑務所でフィリップ(ユアン・マクレガー)と知り合う。
一目惚れしたスティーブン。
ラブレター攻撃でフィリップと恋仲に。
すぐさま、別棟に収監されているフィリップのところに移動。(簡単にできるんやな?)
刑務所の中で熱々カップルだ。(笑)

その後は、刑期を終え?(っていうか、詐欺で刑期を短くしたんだけど。)
二人で暮らしていく、、スティーブンはフィリップに豪華な暮らしをさせたいと、”詐欺で”お金を稼ぐ。
ところが長くは続かず。
スティーブンは詐欺が見つかり刑務所へ逆戻り。
前科2犯。今度は刑期が長い。
ところがここからがすごい。

ひとりで娑婆で暮らすフィリップに「愛している」という一言を伝えるために。
スティーブンは脱獄を繰り返す。(゚Д゚)
フィリップはそんなスティーブンを嫌がり逃げる。
やっと、見つけたフィリップに愛を伝えようとした途端、また逮捕され刑務所に逆戻り。
そしてみごとに合計懲役167年を達成。(笑)
最後に脱走した計画が「とんでもなく」てすごい。(汗)
また、そんな「どうしようもない人間」なのに「寛大に受け入れる」奥さんもすごいわ。(笑)
(奥さん(レスリー・マン)はゲイであるスティーブンを普通に受け入れていたし、詐欺師で頻繁に逮捕されてたのも「大変ね」と言ってのけた、すげえやつ。)
感想としては「面白い」「すげえ!」「あっぱれ」ってのは解るけど。
「泣けた」ってのは解らない。(笑)
まあ、確かに純愛なんだろうけどね…
どうであれ泣くことはないでしょ…
腹抱えて笑ったりはアリですけどね!
脱獄ムービーなんですけど、すごい方法で脱獄するってのは出てこないです。
どれも「マジ?こんな簡単なの?」って思えるヤツばっか。

で、このスティーブン、、、実在してて、、いまもまだ収監中なんですって!(そりゃそうか)
懲役167年って長いよね!
でも出入り自由っぽいしな、このヒトにとっては!(笑)

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