2011年3月9日水曜日

コリン LOVE OF THE DEAD

渋谷で観ました。
まず観たかったのは「ゾンビ映画」であること。
ゾンビ評論家になりたいボクにしてみれば「ゾンビ視点」で描かれた作品は押さえておきたかった。
「低予算云々」ってのはどうでもよかったといえば嘘になるけど。
なんていっても「制作費45ポンド」ですからっ!(6 010.91089円)
渋谷でイタ飯食ったら6000円以上かかるわー!ってなもんです。
出演者も多くがボランティアでゾンビメイクも自分でやったみたい。(汗)
とどのつまりハロウイン並なわけですが…
なぜかしら、そこはかとなく怖かったですね、不思議に。





特筆すべきは。
いつものゾンビ映画はゾンビになっちゃった人間は「やられキャラ」に成り下がるわけで。
視点はいつも人間側からです。
この「コリン」は主人公のコリンがゾンビに噛まれて感染し、ゾンビになってしまってから始まる物語。
つまりゾンビが主人公なわけです。
これは珍しい。(笑)

ストーリーはさすがに低予算なので深くはありません。
世界がゾンビだらけになった世の中で、コリンが噛まれ、ゾンビになり。
街をさまよい歩く。
ゾンビになった彼は何を考え何を感じ何を求めて歩くのか?
残っている人間はゾンビになったコリンを見てどう思うのか?どう接するのか?
普通のゾンビ映画だと愛する人がゾンビになってしまった、という定番ストーリーを人間側視点から描くのがセオリーですけど。
コリンはコリン側?ゾンビ側からの視点で描いて、、いや描こうとしていますね。(描ききれてるとは思わない)

さて、、映画としてどうなのか?
それを考えると、たしかに「?」ですね。
いまどき16:9じゃないし。(4:3)
はっきり言って「家庭用ビデオカメラ」での撮影手法なんてのは使い古されてるし。
他のゾンビ作品でも「手ぶれ撮影」っていうのもあったし。
ただ、音声録音が「ビデオカメラ内蔵マイク」で録音されてるようで。(汗)
これはいただけなかったなぁ。
最初、「学園祭なんかで上映される自主フィルムか?」って思った。
BGMや効果音はきっちりアフレコで被せてあったのでほっとしたけど。
(けっこう音楽はしっかり創られていた。)

カット割りはちょっと独特なものがあって。
普通はあんなにしつこくゾンビとの格闘シーンを長尺でやらないんだよね。
しかしこの作品は「うへえ」と思うぐらいゾンビとの格闘シーンが長い。
それと、コリンはゾンビだから喋らないわけで、セリフが無いんですが。
表現手法としてやたらと「手」とくに「指先」をアップにしてるカットが多い。
ゾンビに感情?なんてのがあるのかないのか?わからないけど。
その「感情?表現」に「手」を使っている、ってのは「斬新」なアイデアかな?

邦題の「LOVE OF THE DEAD」の意味は、ボクには「?」だった。
どこにも「LOVE」は無かったような…気がしたけど。(笑)
まあ、コリンゾンビが駆られたように「ある場所」を目指した、っていう部分は「LOVE」といえば「LOVE」か…
いや、それはLOVEの記憶?記憶あるのか?
偶然じゃないの?
そんな感じですね。

噛まれたら伝染する。
治らない。
生きていたときの記憶は失い本能のみで動く。
この「鉄のルール」は「コリン」でも続いていた!
ゾンビバンザイ!

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