2011年4月5日火曜日

巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパー5

ボクは殆ど邦画を観ません。
年間で数本?まったく観なかった年もあるほどです。
別に邦画を馬鹿にしているわけではないですが、マジに「お金を払ってまで観たい」と思える作品がありません。
まったくナッシングです。
テレビの民放なんかで無料で放送されて15分おきに観たくもないCMを見せられて観る、のならまだしも。
1800円払って映画館へ行こうと思う邦画なんてめったに出会いません。

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じゃあ、ナンデスカ?この巨乳ドラゴンとやらは「素晴らしい作品」というわけデスカイ?

「ソンナワケナイデス」と力強く駄作宣言しておきます。(*_*;


正直言って、もう物凄いです、作品クオリティ。
この虚脱感はなんだ?と言わんばかりに襲いかかってきます。




低予算!B↓級ホラー!安っぽいエログロ!
そのどれをとっても低級です!(笑)

じゃ、なぜ観たの?ということですが。
それはこの作品のもっと奥にある「みんな映画が好きなんだね!いやゾンビが好きなのね!」ですね。
この巨乳ドラゴンでも随所に見られる「ロメロ監督へのオマージュ」。
これは愛すべき行為じゃないでしょうか?
カット割りとか美術関連がロメロ監督の「クリープショー」にそっくりですし。
仲間がゾンビに変貌する安っぽいヒューマン・ドラマなんかもしっかりと「ゾンビ映画」らしく創られていて笑えます。
またロメロ監督らしく、ゾンビが何たるか?ではなくゾンビが出現することによって「人間関係」、しかも「どろどろした人間関係」を浮き彫りにして、人類を小馬鹿にしたような表現方法などもクリソツです。(しかし全部低級ですがね。)
監督の中野貴雄というヒトがどんなヒトなのかまったく知りませんが。
(映画好きなんだろうなー)って思いました。当たり前か、映画監督やもんな。(笑)
そんなこんなで映画LOVE、ゾンビLOVE、な共通した想い、みたいなシンパシーでこの作品を観ることにしたわけです。(^^)
んー
ただ観終えるのにかなり「チカラが必要」だったなぁ。
終わったらグッタリ疲れてた…(笑)


この鑑賞後の余韻は…「日本以外全部沈没」を観たときに近いものがアルッ!!


あ!ストーリーとか、、、説明、、、、、要らんかっ!要らんなっ?!要らん要らん。(・∀・)

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