2011年4月16日土曜日

エンジェル ウォーズ

「吹替版」を観てきました。(ほんとは字幕版を観たかった。)
最近、あれですか?地方都市は字幕版なしってのがトレンドなんですかねぇ?(´д`)
ぜひ字幕版もやってくださいよ。


エンジェル ウォーズ Blu-ray & DVDセット
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この作品を観るにあたって事前に仕入れていた情報は
監督が「ザック・スナイダー」であることぐらいかな。
ザックと言えばやはり去年観た「ウォッチメン」が鮮烈なイメージをボクに残しております。
この監督の作品は独特な「難解さ」があって。
好き嫌いがあるんだと思います、ボクは好きな部類。(^^)
(実は今日観てても、2名ぐらい、、途中で帰った客がいましたね。
たぶん想像してた内容と違ったのと独特な難解な部分が合わなかったんでしょうね。)
336630view002.jpg (450×330)
この娘が一応ヒロイン・ベイビードール
(ここからあとは多少ネタバレ含むので注意ね。)

時代背景とかまるでわからない。
現代の話なのか?昔の話なのか?それすらわからない。
(たぶんちょっと昔のストーリーと思うけど。)
いきなりオープニングからダークなイメージだ。
たぶん「お金持ち」の家庭。
母親が死ぬ。
義父がなんか悪そうな感じ。
姉妹が泣いてる。
姉がヒロインのベイビードール。(エミリー・ブラウニング
母親の遺産は義父には入らず姉妹に全額相続という母親の遺言書。
それを読んで怒る義父。
妹が殺され、姉にその罪がかぶせられる。
姉は母親を失ったせいで鬱病になり妹を殺した、という罪で精神病に送り込まれる。
しかし、その病院内で不思議な体験をすることになる。

さて、これ以上書くとネタバレしすぎるのでもう止めておくけど。
観てて感じたのは「インセプション」な風味。
そしてエンディングへ至るまでの感じは「シャッター・アイランド」な風味だ。

大きな本流のストーリーの流れがあって。
その本流の中にいくつかの支流という感じの「ミニ・ストーリー」が展開される。
その映像は美しく、ウォッチメンの映像美そのものだ。
この監督が創り出す「映像」は独特で、まるでプレイステーションでゲームをプレイしてるような錯覚を感じる。
この作品も、ミニストーリーの部分はまるでゲームのよう。
エンジェル ウォーズ
ここは夢の中の夢?
邦題の「エンジェル・ウォーズ」ってのは「ちょっとな?」って思うんだけど。
まあ、そういう解釈してもオッケーと言えばオッケーですが。
「可愛い女の娘が戦うSF映画」だと思って「チャーリーズ・エンジェルみたいなんじゃないの?」で観に来た人が二人ほど映画の途中で帰っちゃいましたけど、それは邦題が悪いのであって、この映画が悪いのじゃアリマセン。

だって原題は「SUCKER PUNCH」ですからね…

んで、だいたい誰が観ても「想像できる範囲内のエンディング」です。
「どんでん返し」の類いじゃアリマセン、十分、想定内です。
ただ、この監督、独特のダークな終わり方、、、ウォッチメンでもそうでしたけど、、なんか胸を締め付けられる思いを残してくれます。(汗)
くれぐれも「エンジェル」の邦題に、勝手な想像して観に行くと「なんじゃこりゃ?」になりますので注意ね。
しっかり「ウォッチメン」「インセプション」「シャッター・アイランド」を観て、理解して、できれば「Dr.パルナサスの鏡」も観て頭を慣らしてから観るとバッチリかも?!

追記
作品中に流れる楽曲がどれもかっこいい。(^^)
冒頭はいきなりEurythmicsだった!
エンディングではRoxy Musicの「Love is the DRUG」でした!これも格好良かった!!

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