監督はボクの大好きな「トゥルーマン・ショー」を撮ったアンドリュー・ニコル。
トゥルーマン・ショーと同じく「ぶっ飛んだ」舞台設定。
一言で言えば「時は金なり」な世界を具現化した?そんな感じ。
時代はいつなのか?未来というだけで年代まではわからない世界。
遺伝子操作された?(という簡単な説明だけでした。)結果人類は25歳以上年齢を重ねることが無くなった。
しかし寿命は存在し、余命あと何分何秒?までが手首にデジタルで表示される便利な身体に。(笑)
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3世代、ぜんぶ25歳! |
この世の通貨はすべて「時間」とナリマシタとさ。
仕事して給与はすべて「時間」でもらいます。
稼がないと余命幾許も無く、死んでしまいます。
バスに乗ったり、珈琲を飲んだり、ぜんぶ「自分の余命を短くして」支払うわけです。
当然、こんな世界でも貧富の差が激しく。
大富豪たちは余命100年とか1000年とかもうほとんど不死状態。
んで貧民はひどく、みな余命1日以下。(汗)
みな一瞬一瞬を必死で稼がないと、明日は死んじゃいますから!って感じ。
こんな舞台設定です。
舞台設定はすごく気に入りました、ボク。
面白そうだし、大富豪の娘(アマンダ・セイフライド)と貧民のオトコ(ジャスティン・ティンバーレイク)が恋に墜ちるのも在り来たりですが、まあ、許しましょう。
デスノートのように突然心肺停止になるのもイイデショウ。
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主人公が25歳のわりに老けてるのはナイショ |
その舞台設定の面白さを生かし切れず、、ただの「銀行強盗」みたいになって。
「タイムキーパー」という銭形警部みたいなのが出てきて…
ああ、これまたルパン三世やんか…な風味に…
結局、壮大な親娘喧嘩じゃないのか?とか思いつつ…
100万年手に入れた時点でエンドロールで良かったんじゃないか?と思うぐらい。
100万年後…のエピソードは臭くて要らなかったなぁ、とションボリ。
もうちょっと脚本を変えて、おなじ舞台設定でリメイクしてくれても観に行くと思うよ!
それぐらい気に入った舞台設定だったのでしたー!
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