2012年2月3日金曜日

リセット

ボクの大好きな「名脇役」のジョン・レグイザモが出てるんで楽しみにして観ました。(^^)
監督は ブラッド・アンダーソン。これまでの作品で観たことあるのは無い。
ボクにとっては「ミステリアスな作品」という触れ込みだけでした。
みんな消えちゃうのです。
出だしは映画館技師のポール( ジョン・レグイザモ)から。
映画上映中に突然停電?になり、真っ暗に。
映写室にいて頭にヘッドライトを常時装着していたポールだけを残して、他は全員消えてしまう。
消えてしまう、といっても文字通り「消失」していくわけで。
洋服とか靴や眼鏡は残しているわけ。
「存在が消失」するのですわ。

消えないためのルールは…
「灯りを消すな。」ってこと。
灯りが消えるとすぐさま闇が襲ってきて、、存在が消滅、消失しちゃうんです。
ああ、怖い。
生き残ったのはこの「灯りを消すな」のルールにいち早く気がついた4人。
テレビ会社のニュースレポーターのルーク(ヘイデン・クリステンセン
臨床心理士?みたいなローズマリー(タンディ・ニュートン
バーテンの息子ジェームス(ジェイコブ・ラティモア
んで最初に出てきたポール( ジョン・レグイザモ

闇はすげえ賢くて、人間を欺します。
囁くように語りかけ、、「あれ?誰が呼んでるの?」と声のする方に行くとアウト!!
闇に飲み込まれます。(>_<)
さて、ここから感想ですが。
まず、観る前から予想はしていたんですが。
最期まで「救い」はありません。
そうだろうとは思ってましたが見事に救われません。
「敵」も判明せず、すべてが闇の中に包まれて終わります。
ちょっと「宗教」めいた匂いも匂わせたりしますがそれほど強いわけじゃ無いので「神様!」って感じにもなりません。
むしろ「すべて神の仕業」にしておいたほうがまだ救われたかもしれませんな。

ノウイング」のようなエンディングですが、まだあっちの方が「未来があるんとちゃう?」な感じ。
こっちはもう御先真っ暗。あ!真っ暗にしちゃいけないのか!(汗)
そんな感じです。
決して悪い作品では無いのですが、、、、どうしても、、、どこにもオチがない…というのは、、、(汗)
映画を観てエンディングまでもが「消滅」してしまった…orz
そんな思いでいっぱいです。(TДT)

リセット [DVD]
アンソニー・ジャスウィンスキー
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