2012年5月14日月曜日

石見グランフォンド2012

今年もやってきました「石見」の季節。

最近ではグランフォンドという種類のイベントに参加することも少なくなって。
「毎年必ず走るよ!」と決めているのはこの「石見グランフォンド2012」だけになっちゃいました。
理由は簡単、他のレースと重ならないイベントだからです。( ^o^)ノ
加えて「タフなコース」と「絶景ポイント」でしょう。
ボク程度なら十分「脚にクル」厳しいグランフォンドです。

さて、今年も例年通り、バイクはクロネコで送って、身体は公共交通機関で。
クルマを運転して…は帰路が怖いのでイヤです。

土曜日の早朝、出発。電車でなんと7時間もかかるんやー。(T_T)
「スーパーやくも」は鬼のような仕打ちで、全行程3時間も乗ってるのに、車内販売も自販機もなし。
飲まず食わずか!(゚Д゚)
死ぬやろ?普通?
JR恐るべし。
なんとか、大田市のいつものホテルに到着。
その後は友人二人と合流。
その前にバイクの組み立てやって、軽く受付会場まで試走。
ついでに前日受付を済ませる。
張り切りすぎて受付会場を通り過ぎて走ってた。(笑)
受付を済ませてまたホテルに戻り。
友人ふたりと近所の居酒屋さんへ突入。
「前祝い」ですね。
たっぷり飲んで喰って堪能しました。ヘ(^o^)/

食事後、もう殆ど眠い。(笑)
いつものことながら、すぐ眠くなる。
色々準備があったんだけど、あっという間に寝た。緊張感ゼロ。
ゼッケンは付けたよ。
翌朝、5時ぐらい起床。
準備の続きをあれこれ。
今回は新機材導入もあったし、アイウエア、シューズ、グローブと、新導入が多い。
どんな機材でも備品でもトラブルや身体にあわなかったりすると苦しくて200kmなんか走れない。
慎重にセットアップしたつもり。
本来、重要なレースで新機材を導入することはしない。
グランフォンド、というイベントだから、まだ気軽?といえば気が楽なので、新機材導入のチャンス。

午前6時過ぎぐらいにホテルを出てスタート会場へ。

大勢の参加者。
何でも600人いるらしい。
当初の2倍になってるねぇ。
今年は市長や県会議員まで来てた。
考えると600人が市内に落とす金額って1000万円ぐらい?になるんじゃないかな?
経済効果はけっこう凄いことになってるんじゃない?
これから、こういう面でも楽しみです。
森脇さんは「もっと笑顔で!」とアドバイスしておきましょう。(笑)
いつも「渋い顔」しか観てませんよっ!

スタート会場ではコース・ディレクターの@ekoninさんとしばし談笑。
友人ふたりはトイレ待ちしてたんで、そっとしておいて。
会場をうろうろしてたら、いろんなヒトから「ジロジロ視線光線」を喰らいましたが。
まあ、もうそういうのもだいぶ慣れたんで。(笑)
数人には「ブログ拝見しています。」と言われました、ありがとう。
その後、いつも会うヒトとスタート地点で談笑中に@emikoSTRADAさんとも合流。
相変わらずパワフルでした。


さて、7時15分。花火の音(びっくりした)でスタート。
100人目?ぐらいに適当にスタート。
チェックポイント2ぐらいまでは無理せず、ゆっくりと走って。
「2」が終わったら踏む、という例年通りで。
チェックポイント「1」が終わる頃にはウォーミングアップは終わっていて、いつでもこい!な感じなんだけど。
まだまだ混雑が続くんで、、、「2」までは我慢。
チェックポイント1
チェックポイント2
まー、「2」ぐらいでしたら、まだまだ元気です。
このあと、登りがありまして。
「3」は200kmコースには存在せず、「4」になりまして。
「2」~「4」まではけっこう距離があり、登りもシンドイのです。
去年までと違い「2」からは、ほぼ「単独走」。
何度か小集団に入るのですが、すぐに散会。
うーん、いい集団に入るのは難しいっすね。
風はそれほどでもなかったので(時折吹いたけど)まだ単独でもがんばれるかな?って感じ。
給水ポイントの「縄文村」では去年はスルーしたけど、その結果、水不足で困ったので、今年は素直に給水。(^^)
去年の教訓を生かし、今年は「水」には注意した。
そして「4」の「断魚渓」に。
ここは絶景。
トンネル手前を左折した箇所ぐらいがすごい。
写真撮りたかったけど余裕ナッシングでスルー、無念じゃ。

そして断魚渓でランチタイム。
去年よりおにぎりの数が減って、その代わりジェル、バナナ、カロリーメイトが追加。
グッドでしょう、今年のが初めて「過不足なく、消化にやさしいランチ」だったと思います。
豪華なお弁当は食べても、その後の三瓶山で全部吐いちゃいマスからね!(゚Д゚)

さて、今回は、ほぼ黄色のイエローマンで走りましたが。
イエローは虫が…
突撃してくるのを立証しました。

この他にも「カナブン」が突撃してきたり。
「イトトンボ」が併走してきたり。
イエローおそるべし!
できれば女の娘が寄ってくる色が良かったデス! @Manma3

さて、昼食が終わるまでの工程は特に問題もなく。
順調な滑り出しだったのですが。
ランチ後からが色々ありました。(汗)
まず、路上に毛虫が多い!多杉!(゚Д゚)
「毛虫落車」するんとちゃうか?っていうぐらい。
もう途中から毛虫を避けるのを諦めました、踏んでやるわっ!

その後、毛虫のたたりか。
路面が荒れている箇所でバンプして、ステムのネジが緩かったのか?ハンドルが下がった…(汗)
これはビビった。
またまた今度は踏切を渡る時の振動でリアライトが外れ、リアのスポークに干渉。(T_T)
後続の選手に「ヤバイですよ」と教えてもらい、慌ててコースアウト。

その後も次々と…
今度は左足の様子がおかしい。
クリートが滑る感じ。
(なんや?)
登ってる最中だったので止まりたくなかったんだけど。
機材の致命的なトラブルに発展するのは避けたかったので、、意を決してコースアウト。
左足のクリートを見ると、3つのネジが全部緩んでいて、、クリートがメチャクチャな位置に…(TДT)
ネジが無くなる前で良かったけど、、クリート位置ってけっこうシビアなのに、こんな場所で位置決めなんてやってる場合じゃないのは明白なので、もう適当にアーレンキーで締め付ける。

気を取り直して走る。
登る。
下る。
やっと、、「三瓶アタック」に。
一番キツイ箇所だ。
暑い。
気温25度だと…夏やんか…
アタックなう。
むちゃくちゃな勾配ではないのですが。
6%ぐらいが長く続き、ここまで170kmぐらい?走って削れまくってる脚力に堪えますわ。(T_T)
しかし、毎年のことや!
今年も「200kmの味!特製プリンをいただいてやる!」と意気込んで登っていると…

なんで右やねん…
な、なんと!!

右膝に痛みがっ!!

久しぶりに右膝が痛い。
最初に思ったのが…

なんで左膝とちゃうねん、どうせやったら金城くんみたいに、左が良かったのに…

でした。(恥)






さて、金城くんのようにリタイアすることもなく。
フラフラになりながら。
多くの人に抜き去られながら。
それでも我慢して三瓶アタックを終え。
ご褒美の「三瓶バーガー前、エイドステーション」にて、勝利者の味「特製プリン」をいただきました。ヘ(^o^)/
喰った者しかわからぬ旨さ
疲労最高状態
いつの日かハンバーガーを食べたひ
この最後のエイドステーションを終えたら、もうあとは街を目指して、ひたすら山を降りるだけ。
ここでやっと53Tを「ぶん回せる」タイムに突入。(笑)
正直、この箇所以外は全部インナーしか使わないんじゃないか?って思えるわ。
多くの人が110BCDで走ってるんですが、ボクにはボクの目標があって、今年も130BCDで走ってまして。
それでも「目標」とか言ってた8時間切りを達成できず。(恥)
終わってみれば去年とほぼ同じタイムでゴールイン。
うーん…なんだかなー。
やっぱロングは年々弱くなる…(´д`)
「寄る年波」には勝てず…か…ちくしょう。

ということで、今年も終えました-!
いくつか新しい機材?アイテムを導入した感想です。

B004L94N36スワンのアイウエア…
すっごく良かった!
8時間のロングだとどこか痛くなったり、締め付け感?で大変かな?って思ってたけど。
まったくそんなのが無かった。最後まで快適でした。
問題は外している時、ヘルメットに差し込むのが難しかった、、、ぐらいかな。グッドでした!
SWANS(スワンズ) アイウェア Gullwing-R
ボクのはこれのイエロータイプです。

B0047CPROQ次はキャノンデールのグローブ。

((キャノンデール))Cannondale メンズ クラシック グローブ 1G402

ボクのはこれのイエロー。サイズは「S」。
チームのオリジナルグローブも存在するのですが。
ボクは身体の割に掌が小さいのと。
薄いバーテープを好むのでグローブのほうにPadが必要。
さらに「きつめ」のフィット感が好きなので、長い間、こいつを愛用してます。
今回は「S」サイズにして、さらに「きつめ」にしたので、200kmどうかな?って思ったんですがまったく「無問題」で終わりました。グッド。
B002ZLCCT4最後にこいつが今回の大きな初導入機材。
シマノ デュラエースDI2でした
何と言っても「楽ちんシフトチェンジ」ですね。
今回初導入でして、長距離乗って身体を慣らそう、というのが目的のひとつでもありました。
良く言われる「シフトチェンジの回数が増える」というのも体感してみたかった…

さて、スタート直後から、ガンガン、シフトを変えてみたものの。
市街地でそんなにシフトする必要も無く。(笑)
すぐに飽きてしまい、終いには自分がDi2を搭載したバイクに乗ってるのを忘れている始末。(恥)
本来なら「少しの勾配の変化でもシフトチェンジを億劫がらずにできる」のでシフトチェンジの回数が増える、ということらしいのですが。
自分がDi2なのをすっかり忘れていると、こんな現象も発生せず、少々ギアが重くても我慢してダンシングして走ったりと…まるで意味なし。(´д`)
豚に真珠!or 猫に小判!というヤツですかい?!アカンがなー!高かったのにー。
というとで。
三瓶アタックが終わって市街地までの「飛ばせる区間」ではやっと自分が「Di2」なのを意識してたんで。
ものすごく道路勾配に対してのシフトチェンジを細かくやってみたよ。
その結果、やっとDi2の「ありがたみ」がわかった。(笑)
たとえば19Tか?21Tか?の箇所でも細かくシフトを変えると感覚的には「20T」を生み出せる、そんな感じや。
(あくまで個人的感想です。)
指先は2本、、アップ用ダウン用でスイッチに添えながら走るといいぞー。
細かいアップダウンでもめんどくさがらずにやるんやでー。
ただし!200km走ってからの「へたった脚力」にあくまで優しい、ということで。
コンマ秒を争うレースで、どう使うのか?さっぱり??(恥)
次は鈴鹿サーキットなので、そこでいろいろやってみます!!


追伸:走ってる時も「ブログ読んでますよー」っていろいろお声がけいただきましてありがとうございます。必死で走ってましたんで、あまり愛想良くできませんでしたが、お察し下さい。(笑)

でわ、また来年!!
チャラバイ!

追記:

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