2016年10月20日木曜日

VRは3Dテレビの二の舞になる

去年ぐらいから、必死に?盛んに煽ってくるのが「VR」というヤツです。
バーチャルリアリティー。
日本語で書くと「仮想現実」というヤツです。
さて、結論から言うと。
ボクはVRは要りませんなぁ。
ボクの中では「3Dテレビと同じ」レベルのモノだと「いまのところ」思って見ています。


もし、この記事をポストしてから「やっぱ欲しいわ!」って買ってたらゴメンナサイ。🙏
めっちゃ謝ります。

でもね、仕組み的には「ゲーマー」に向いてて、ゲームには良い環境になるのかもしれませんが。
テレビ番組や映画がVRで創られるってことは無いでしょ?
日本人の何パーセントが「有料コンテンツ」を買って視聴してるんでしょ?
少なくともボクの周囲でWOWOWと契約して番組を観てます!なヤツってそんなに多くないです。
つまり、日本人は視覚で入ってくるモノは無料でないとイヤなんですよ。
欧米じゃペイテレビでないと観るに値しないくだらない放送しかやってませんけど、アジア、、、ことさら日本はそうじゃない。
無料放送がコンテンツの殆どですから、21世紀になっても。
そんな「貧相なコンテンツ社会」でVRのような巨大なコンテンツを無料で作成できるんでしょうか?
できないでしょ。
ゲームは良いでしょうけど。
そもそも有料だし。
(無料ゲームもありますけど、ゲーム内課金で毟り取りますよね。)
そういう「有料が当たり前」だと金かけてVRなコンテンツを創ってアーリーアダプターに売りつける商法も2~3年はもつだろうけど5年後はシラね、になるんじゃないかな?と想像します。
ゲームは好きですけど、生活の大部分を占める「ゲーマー」と呼ばれる人種ほどではないですから、ボク。
こういう点から鑑みてもすぐにやってくる「コンテンツ不足」でVRは消えていく気がします。
3Dテレビが最終的には新聞購読のオマケにまで落ちぶれたように。
「頭から変なモン被って何してんの?」って言われるのがオチのような気がしてならないです。

VRが生き残れるのはPCの周辺機器としての位置づけにしかないと思います。
キーボード、マウス、VRヘッドセット、この3種類を揃えないとダメだよ!的なアプリやOSになれば、きっと爆発的に増えるような気がします。
ゲーム機器の端末に生き残れる術って無いような気がしますわ。
ただ、今のI/Oだと貧弱すぎてVRの大量のデータをPCとやりとりするのは無理かもしれないんで。
そういうインフラ的なのが揃ってこないと使えないよねーって感じ。
んで「使えない」で放置されて結局誰も見向きもしなくなるって終局を迎えたら可哀想だなー。
その頃には、世の中8Kモニタが当たり前になってて、変なモノ被らなくても十分リアルやんけって環境になってるような…
「別に天井や背後が見えなくても良いよ」ってヒトの方が多いだろうし。
今の時代になってもテレビ電話がいまいち普及しないのと同じような感覚じゃないかな。