2009年6月13日土曜日

ターミネーター4 Terminator Salvation

すっごく期待していたターミネーターの新作。(^。^)
週末が色々忙しくやっと本日観に行くことが出来ました。(◎-◎)


オープニングはいきなり2003年だ。
マーカス・ライト死刑囚の死刑執行シーンから始まる。
死刑囚が死後自分の死体を献体として提供する書類にサインする、これがこのSalvation(救済)の意味のひとつか?

ターミネーター「1」の上映が1984年だった。
そう考えると「コナー一家」のマシンとの戦いはもう25年、四半世紀も続いているのだっ!
舞台は2003年から15年経過して2018年。
ジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)は30代の男性に成長。
マシンとの戦いに突破口を発見した抵抗軍(人間軍?)が総攻撃を仕掛けようとする直前、、が今回の「4」の主な舞台。
しかし、ジョン・コナーにはもう一つの大きな使命が。
将来、自分の父親になる「カイル・リース」を見つけ出し、過去に送り込まなければ「自分が誕生しない」という、見事なタイムパラドックスだ。
過去を矛盾させないためにも何とかしなくちゃ!
でも既にマシン軍も「それ」を知っていて、マシン軍の「殺すリスト」の1位がカイル・リース、2位がジョン・コナーになっている。
カイルをマシン軍より早く見つけ出し命を守らないと、自分も消えてしまう。
これがジョン・コナーのジレンマ。

しかし、カイルを見つけ出すのはジョンではなく「死刑囚」で死んだはずの「マーカス・ライト」だった。

...まあ、あらすじはこんな感じ。
上映中なので全部書かない、書けない。

見終わって感じたのは。
十分に楽しめる作品で、面白かったし迫力も十分。
最近の傾向として「音が凄い」っすね。マシンや宇宙人が出てくる映画って。
このT4もマシンが暴れるときの「マシンの鳴き声?」みたいなのが、凄いです。
劇場で見ると背中まで振動がくるような、「ばおーん!」って感じの効果音がステキ。
スピルバーグ映画も同じような音が出てたなー。

モトターミネーターがやたらカッコイイ。ハート
雑魚キャラ的存在のようだが、しびれた人が多いのでは?
http://blog-imgs-32.fc2.com/m/a/t/mat0213/081125-01.jpg
バイク型ターミネーターだ。
完全にカッコイイ。(笑)

残念な点は主役とされる「クリスチャン・ベイル」の存在だ。
残念ながらマーカス・ライト役の「サム・ワーシントン」のほうが際だっている。
なぜか?クリスチャン・ベイルの演技も悪くないと思ったのに。
考えてみると。
どうやらカット割りから想像すると、クリスチャン・ベイルはスケジュールの都合か、ギャラの問題なのか、「ひとりで映っているカットが多い」のである。
つまり、クリスチャン・ベイルのシーンだけまとめて撮影されているくさい。
大勢の中で演技しているカットがすくなく、演技している場所もすくない。

それに比べてサム・ワーシントンは、他の役者と絡むシーンが多く、場面(シチュエーション)も豊富に登場する。

これじゃあ、出来上がってみると「どっちが主役やねん?」に仕上がってしまうのは否めないな。

普通だと、「おいおい、主役が違うやんけ。金かえせ。」な風味になってしまうのだが。
そうならないのはサム・ワーシントンの好演のおかげでしょう。♪
良い味出てたんじゃないですかね?

ってことで。
痛快娯楽作品としては問題なく楽しめます。
ストーリーは「ひねりが」なく。
直球で予測可能な範囲。
そういう点でも安心して観れます。(^。^)
裏切りません。

逆に言えば「もう一歩!」な感じと「もうちょっとヒネリを!」と感じてしまうのは「ひねくれ者」でしょうかね。(^g^)

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